イースト・プレス「開運帖」今月発売号では、友人の風水師・優春翠が実際の風水鑑定から得た開運ネタが盛り込まれています。
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2013/04/16
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (1件) を見る
トイレや玄関の風水ネタはさんざん言い尽くされていますが、今回、どきりとしたのが庭やベランダの鉢やプランター。
冬の寒さを乗り越えられず、枯れたまま放置していないでしょうか? 部屋の中なら、花瓶の花が枯れるとすぐに取り替えますが、屋外だとついそのまま放置しがちです。
優春翠によると、これが大凶だそうです。
東洋占術では、木火土金水の五行のうち、金運を示すのは土です。古代中国は農耕社会ですから、種を蒔けば農作物が実る田畑こそが富を生み出す源とされたのでしょう。
ですから、植物が枯れて土だけになった鉢植えやプランターは、種蒔きの前に土を休ませているのでなければ、見苦しいだけでなく金運にもマイナスなのです。
お花屋さんには春から初夏の花やグリーンがたくさん並べられています。気に入ったものを見つけて植えましょう。
花を育てるのが面倒なら、鉢やプランターを処分。マイナスの要因が除去され、金運の低迷を防ぐことができます。
甲乙丙丁の十干のうち、田畑を象徴するのは己(つちのと)。
優春翠とは四柱推命の話もよくしますが、生まれ日の十干のうち、己が最も最上から最低までの振り幅が大きいというのが実際の鑑定から得た彼女の結論です。
女性の己だったら、多くの部下を動かす女社長や、子育てと仕事を上手に両立させているワーキングマザーもいれば、極悪犯罪者まで。極上のコシヒカリが実る肥沃な水田もあれば、不法投棄のゴミが捨てられた空き地があるのと同じです。
四柱推命の講座の応用コースでは、実在の人物の命式を使って分析したのですが、己の回に登場したのが、畠山鈴香被告でした。せっかく子供も産んだのに、荒れ果てて見捨てられた土地のような殺伐とした人生が浮かび上がってきました。
たとえば、樹木を象徴する甲(きのえ)なら、斧で切られても焚き木として使えるし、山を象徴する戊(つちのえ)なら、木のない禿山でも山として存在できます。しかし、田畑である己は、豊かな実りをもたらさなければ生きる理由がなく、荒廃した人生になってしまうのです。
どの十干で生まれるかは、自分で選ぶことはできませんが、与えられた使命を知るためにも、四柱推命は活用できます。
そして日干が己でなくても、鉢植えやプランターでは、常に元気な植物を育てましょう。