上海は東京から飛行機で2時間半ほどの距離。こんなに近いのなら、もっと行っておくべきでした。
Alipayで地下鉄に乗車できて一安心。繁華街の南京東路で降りました。
地上に出ると、広々とした道にまばゆいほどの照明。東京の銀座とは比べ物にならないほどのスケールの大きさです。

外灘(バンド)まで出ると西洋風の重厚な建物がライトアップされていました。ヨーロッパでも、これほどゴージャスな景観の都市はめったにありません。
都会に出てきた田舎のネズミ状態。見るものすべてにびっくりするおのぼりさんです。
そこで目に入ったのがこの看板。

サンリオのショップがあるんだ! 「可愛」は国境を超える! 小学生のときからサンリオに夢中で60代になっても文具をコレクションしています。中央に陣取ったハンギョドンに励まされる日が来るなんて想像もしていませんでした。
そして、上海と言えば蟹。街中で見かける「蟹小籠包」「蟹黄麺」の看板。
観光客でも入りやすそうな店に行ってみました。
メニューが貼ってある受付の女性に注文するのではなく、とにかくテーブルに行くようにと言われました。英語ではなく中国語でしたが、身振りで何となくわかります。
テーブルに貼られているQRコードを読み取ると、中国語の表示が出ただけで先に進めません。しかたなく受付に戻って画面を見せると、まずAlipayのアプリを開いてそこから注文する方法を教えてくれました。「謝謝」とお礼を言うと、にっこり笑顔に。日本みたいな丁寧さはありませんが、過不足のない対応です。

テーブルからの注文して支払いも済ませると、厨房から料理が運ばれてきます。
欧米のようにチップを考えなくていいし、飲み物は無料の白湯を自分で取りに行けました。なんという明朗会計!
売上がすべて把握されるのだから、脱税もできないでしょう。政府にすべての情報が筒抜けなのは怖いようでいて、不正がなくなります。
財布やクレジットカードを持ち歩かずにすむのでスリやかっぱらいの心配もありません。Alipayの支払いにはコード入力が求められるので、盗んだスマホで買い物をするのは困難。そして、徹底的な管理社会の中国で犯罪歴が付くのは致命的なので、前科者はラオスとかカンボジアで活動しているのではないでしょうか。
その後、地下鉄でQRコードの読み取りがちゃんとできてなくて改札から出られなくなったこともありましたが、あわてて窓口に行くと若い職員は英語で対応してくれました。あれこれ恐れていたけれど、まさに「杞憂」だったわけです。外国人旅行者にとっては、東京より断然、上海のほうがスムーズでしょう。
上海の旅は入って来た情報量が多すぎて、まだ整理できていない状態。日本との関係はむずかしい局面のようですが、旅人が自由に行き来できる世界が続くことを願っています。







