7月18日海の日、まるごと食洞@吉祥寺で開催された風水開運講座、おかげさまで無事に終了しました。
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太陽・魚座、月・射手座のmaruさんと太陽・射手座、月・魚座の私。夢見がちで無鉄砲、占いという共通のキーワードを持っています。本業以外に、maruさんはカレー、私は日本語教師と異なる仕事を行ったり来たりしています。おもしろそうだからどんどん顔を突っ込んで行った結果が先日のカレーイベント風水講座です。こんないい加減な講師なのに、参加者の皆さまがとても熱心で、恐縮しました。
占いをやっていると、適性や天職を知りたいという声をよく耳にします。
たしかに、命式やホロスコープから「こんなのが向いている」という方向性を引き出すことができます。
しかし、それで食べていけるかどうかは生まれた時代や環境次第。たとえば、数十年前の日本では、手先が器用な人は洋裁で食べていけましたが、ファストファッション全盛の現在では、手先が器用プラスアルファがないと職業として成立しないでしょう。
maruさんと私は、とりあえず食べていける職業を持っても、それだけでは飽き足らないタイプ。東洋占術で見れば財星の貪欲さ、西洋占星術で見れば柔軟宮のいい加減さによるものです。
カレーを作るのがいくら好きでも、カレー専門店のオーナーシェフになってすべてを取り仕切るというのは窮屈な生き方です。コスト計算もシビアにしなくてはいけないし、従業員の管理もあり、毎日の一定の売上げをキープしようとするとかなりのプレッシャーです。
私にとって日本語教師はあくまでも副業で、毎日教えるなんてことはまずありえません。
中途半端に足を突っ込むなとお叱りを受けそうですが、日本語を勉強する学生のニーズもさまざまですから、中には変わった教師がいてもいいんじゃないでしょうか。
書くことに適性はあっても、教えることには今一つ自信がなかったのですが、「慣れ」の部分も大きいのではないかと思うようになってきました。
「これこそ私の生きる道」と一心不乱に打ち込む生き方をする人もいますが、誰もがそうできるわけじゃありません。
その一方で「私にはとても無理」と逃げ回り、最初の失敗で永久に扉を閉じてしまうのも、もったいない話だと思います。
できるだけリスクの少ない状況で試してみて、試行錯誤しながら続けてみる――先日のカレー風水イベントはmaruさんと私のそんな生き方から生まれたものです。
maruさんのカレーの写真を撮り忘れたので、近所の「Lupi32」のピザを。
Lupiはイタリア語でオオカミ。イタリアで修業したシェフの髪型はオオカミカット。こんなお店もすばらしいし、maruさんのような「やどかり営業」のお店も楽しい。
先日の『がっちりマンデー』で、昼間営業していない居酒屋やバーなどを時間限定で借りたカレー店が流行していることを知りましたが、まさにmaruさんのスタイル。私も日本語学校の教室を借りて国際交流をしている気分です。
※来月は阿佐ヶ谷七夕祭り占いイベントがあります。詳細は桜田ケイ先生、天海玉紀さんのブログで。
http://uranaiyasan.sakurada-ke.com/?eid=972676
http://lady-joker.com/2016-asagaya-tanabata/