翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

わかっちゃいるけど…

今週の月曜から自宅のリフォームが始まりました。

日曜の夜はけっこう焦って家具を移動し荷物を片付け、ぎりぎり間に合いました。人間、切羽詰まらないと動かないものです。「開運のためには家の片付け、掃除」と知っているものの、本当に実行している人は少ないのでは。人を開運に導くはずの占い師なのに、汚部屋に住んでいる人も多そうです。

 

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わかっているけれど、できない(やめられない)ことがいかに多いことか。

 

4月から自由な時間が増えるのはいいけれど、どんどん自堕落になっていきそうな悪い予感がします。

 

ここ3年間は週3回の日本語学校の授業を中心に1週間の過ごし方が自動的に決まっていました。二日酔いで教壇に立つわけにはいかないと、授業前日は休肝日。学生に「遅刻してはいけません」と注意しているのに教師が遅れるわけにはいけませんから、時間のゆとりを持って、早めに家を出ていました。そして、病気で代講を頼むことにならないように体調管理も万全に。ここ数年は空前の人手不足でしたから、風邪が流行る季節には、「いい日本語教師は、教え方の上手下手以前に、風邪を引かない教師」と言われていました。

 

「学生が一人も来なかったらどうしよう」「学級崩壊したらどうしよう」といった恐れから解放され、自由で創造的な日々を送るはずなのに、部屋は荒れ放題、日の高いうちからビールをあおってだらだら過ごすようでは目も当てられません。

 

そこで習慣関係の本を読み漁っています。日々の生活を充実させるためには、いかに望ましい行動を習慣化するかにかかっていると考えたからです。

 

やめられなくなる、小さな習慣

やめられなくなる、小さな習慣

 

 

開運のためには部屋を片付ける習慣を身に着けなくてはいけません。

「部屋がきたないと運気が落ちるから、片付けなくちゃ」なんて頭で考えるようではだめです。何も考えずに自然と手が動いて片付けるようにならなくては。

この本によると、習慣化が不十分な人は、検討してばかりなのです。

 

コートを脱いで椅子の背もたれにかけてしまった。ハンガーにかけて所定の場所に収納しようか。

部屋の隅にホコリが。クイックスワイパーをかけようか。

食事が終わった。食器をすぐ洗おうか。

 

こういうことを迷わず、すぐにやること。

迷ったら、迷うのをやめてさっさと動く。3週間のホームレスが終わったら、生活を自動化するチャレンジを始めたいと思います。

 

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新しいことを始めようと決めたら、その時が船出の時。