翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

九星気学は奥が深い

そろそろ、占いライターにとっては年に一度の稼ぎ時が到来します。

もともと雑誌の仕事では「年末進行」で11月頃から徐々に締切が早まってくるのですが、テーマが占いだと、翌年の運勢特集の依頼もあり、一年で一番忙しくなります。

今年は占い雑誌の新年号で、九星気学による2012年の運勢を担当することになりました。本命星ごとに4ページ、全部で36ページという大特集です。

雑誌では九星気学を使うことが多いのですが、東洋占術を習い始めた頃、九星気学にあまり興味を持てず、後回しにしていました。
生まれ年で占うというイメージがあり、「同じ学年のほとんどの人が同じ運気なんてあり得ない」と思っていたからです。

占いは、大きく分けて「命(めい)・卜(ぼく)・相(そう)」の3つに分類されます。命は誕生日で占う西洋占星術四柱推命、卜は偶然出たカードや卦で占うタロットや易、相は人相、手相などです。
九星気学は命術に分類されることが多く、そのため「生まれ年で占うなんて…」と思いがちなのですが、九星気学は命術というより開運術です。「この年生まれの人はこんな性格」ではなく「この年生まれの人は、今年、こんなことをしたら運気が上がる」を指南します。

そして、周易を先に学んでいたことが幸いして、九星気学の無限の可能性に気づくことができました。
九星気学の9つの星は、易の八卦プラス五黄土星です。一白水星は坎、二黒土星は坤、三碧木星は震…といった具合に対応していきます。
易の八卦を森羅万象すべて網羅しますから、九星気学の開運術も方位取りだけでなく、あらゆるジャンルに及びます。

アメリカの小説家は、ストーリー展開が行き詰ると易経をひもといてヒントを得るという話を聞いたことがあります。そうしたことができるぐらい、易や九星気学は広がりのある占術です。