一緒に易を学んでいる夏瀬杏子さんからの情報で、先週の日曜日、ウラナイトナカイで開催された瑛兎ビットさんの講座「山羊座土星期間で押さえておきたい一つのこと」を受けました。
東洋占術で世の中の流れを読む時は一年単位が基本です。たとえば今年は六十干支の戊戌(つちのえいぬ)とか、九星気学で九紫火星が中宮の年だとか。
西洋占星術では惑星ごとにスピードが異なるので、複層的な読みができます。
山羊座土星期間は2017年12月20日から2020年12月17日まで。土星はもともと山羊座の支配星ですから、山羊座のパワーが強くなります。
西洋占星術をちょっとかじると、山羊座っていうのはとにかくおもしろくなさそうな星。ビット先生によると山羊座土星の2年間は「一人ひとりが『歯車』となって全体を構築する一員」にならなくてはならないことに。それって例の「一億総活躍社会」?
リタイアとか悠々自適にあこがれているのですが、いつになったら実現できることやら。
その一方で、変革の星・天王星が牡牛座に入り、AI技術の進展によって、なくなる仕事が続出。やるべき仕事がないのでは、社会の歯車にもなれません。
そういえば、ボブ・ディランは「テーマ・タイム・ラジオ・アワー」では「消えそうな仕事、消えてしまった仕事」について語っていました。
ボブ・ディランが「絶対に消えない仕事」として挙げたのは male prostitute、escort。今の日本ではホストなんでしょうが、高度な対人スキルが要求される仕事です。
そこまでいかなくても、ビットさんによると、ちょっとした気配りができれば生き残りができるとのこと。
たとえば、スーパーのレジ係なら、袋をちょっと開けてお客さんに渡すとか。AIはこうした気配りが苦手だから。そして、求められていることに対応していく柔軟性。
こういうのが、乙女座的な能力であり、乙女座のビットさん、夏瀬杏子さん、甘夏弦さんの3人がジョイントで「山羊座土星」のイベントを企画したのはこのためです。
語学の教師という仕事も、これからなくなる仕事と言われています。
わざわざ人間が人間を教えるのなら、学生一人ひとりに合わせた教え方をしなくては生き残れないでしょう。機械じゃなくて人間の先生でよかったと思われるようなクラスを作っていきたいものです。