翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。

身の丈に合ったリノベ

3週間のアドレスホッピングを終えて、自宅での生活が再開しました。

3LDKの壁を取り、1LDKに。「リフォーム」だと思っていたのですが、間取り変更など大掛かりなのは「リノベ」と呼ぶそうです。

 

新しい間取りは快適で、「うちはこんなに広かったんだ!」と感動もの。これまでは旅先から帰ると、狭くてごちゃごちゃした家でテンションが下がったものでしたが、リノベ後は家に帰るのも楽しみです。後悔があるとしたら、もっと早くやっておいたらよかったということぐらい。

 

ちょうど、こんな本が出たので、我が家のケースと比べるために読んでみました。

 

 

自分の体験と照らし合わせて、興味深く読みました。総額1000万、3カ月の大掛かりなリノベです。。

「7社に相談に行き、4社に提案してもらった」という一節。そして「1社しか知らなければ、それはそれでハッピーなのかもねとも思います」ともあります。

 

私のケースは1社しか知らないハッピーなケースです。

面倒くさいという気持ちが先に立ったし、リノベを思い立った当時は本業に加えて日本語学校で週3日教え、イタリア人学生がホームステイしていたという超多忙な状態でした。相見積もりを検討するなんて絶対に無理と思い、最初から1社に絞り込んでいました。

自宅から徒歩15分の「リフォーム・リノベーション・新築・住まいづくりの専門店」と銘打った会社です。近所にあるのが本社で、2つの支店があります。

自宅の隣には中堅の工務店の本社ビルがあるのですが、企業が大きくなると管理職社員の人件費がプラスされて費用も割高になるだろうと除外しました。

私が選んだ会社は従業員50名でちょうどいい規模だと思ったのです。

 

よかったのは、最初の無料相談から同じ担当者(女性のプランナー)だったこと。接客態度は申し分ないし、メールのやりとりもスムーズでした。担当者に不信感を抱いたら、別の会社を探していたかもしれません。

 

こちらの要望ははっきりしていました。

・リビングと和室、洋室の壁を取って一つの部屋にする。

・フローリング、壁のクロスを新しくする(築20年が経過しているため)。

・マンションの梁を使った造作家具(机と棚)。 

 

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 できあがった机と棚。私は壁に向かって作業するほうが落ち着きます。複数の仕事を並行して進めることもあるので、資料を広げられるスペースがあるのがありがたい。

机と棚の材質は、プランナーが床と壁に合わせて選んでくれたものに即決。「1時間迷って、それでも家に帰って後悔して電話してくるお客さんもいるんですよ」とプランナー。デザインにこだわりがないし、時間をかけて迷っても最良の選択ができるわけがないと割り切って、さくさく進めました。

 

押し入れ部分を活かして収納スペースを作りました。 

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 天井まで壁を作ると圧迫感があるというので上30センチほど空けています。桟が見えているのが押し入れ部分。手前の収納スペースは手持ちのチェストに合わせたサイズです。目隠しのロールスクリーンも取り付けています。

収納スペース横の壁はテレビを置くので、プランナーからの提案でアクセントとしてグレーにしました。

うちはベッドを置いていません。掛布団は押し入れの上部に入れ、ベッド替わりの西川の無圧マットレスは三つ折りにしてこのスペースに立てかけて収納します。ベッドメイキングするより手間がかからないと思います。

 

水回りに関しては、手を入れないことにしました。3年前にトイレを新しくしているし、キッチンにも特に不満はありません。コンロと換気扇は故障したら交換する予定。

そして浴室はカウチサーファーやホームステイの外国人学生用で、普段はほとんど使っていません。入浴は自宅から徒歩5分のスポーツクラブで。「家でお風呂に入らない」と決めているからこそ、エクササイズをさぼらないし、浴室掃除もしなくてすみます。

 

最初の打ち合わせではフローリングが問題となりました。床暖房が入っているので、暖房システムごと取り替えるとなると何百万円もかかるそうです。故障もしていない床暖房をわざわざ新しくするのもどうかと思いました。

そこでプランナーに提案されたのは、現状の床の上に床暖房の効率を下げない木目状シートを貼ること。なんちゃってフローリングです。畳を取り去った和室も、高さを合わせて同じシートを貼ります。これでコストがぐっと安くなりました。

 

間取り変更と造作家具となると300万円では収まらないと言われていたのですが、結果的に総額230万円ほどですみました。二重窓の取り付けは、別途、窓の専門会社に依頼する予定です。

 

 玄関横の4畳半の部屋と浴室、キッチンに手を入れないので、そこに手持ちの家具や物をすべて押し込めました。引っ越しもせずにすみ、身一つで3週間、ホテルやサウナ、旅行で転々としました。

この程度のお手軽リノベだから、プロジェクトとして私が加わる必要はあまりなかったし、問題も起こらず、スムーズに完了しました。

 

リノベは住む人の数だけやり方がありますが、適切な会社とプランナーを見つけ、自分がどうしたいのかが明確なら、それほど大変なことじゃないと思いました。

 

リノベで断捨離は進むし、これから物を増やさずにすみそうなのも大きな収穫です。