翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

自分では決めない、と決めた

「こんなおもしろい仕事があるなんて!」と楽しみつつ「苦しいからもうやめたい」と、ぐるぐる悩んでいる私。

 

出した結論は「自分では決めない」。

決められない背景には、どっちを選んでも後悔するのがわかっているからです。だったら、自分で決めなければいい。

 

植島啓司先生の教えです。

 

偶然のチカラ (集英社新書 412C)

偶然のチカラ (集英社新書 412C)

 

 不幸は選択ミスから起こる。

<中略>

うまく生きる秘訣はなるべく選択しないですますことである。

 

問題が起こっても自分で選択しない。つまり、なるべく選択しないですむように人生を操ることが人生を失敗しないコツだと植島先生は言います。囲碁や将棋でも、相手に選択させて自分はそれを見てから判断するほうが勝つそうです。

 

やめるかやめないかの選択に疲れた私も、自分で決めないことにしました。

やめたくなくても、やめざるを得なかった同僚の姿も見てきました。

その一方で、引き留めらてもやめていく同僚も。

私は自分の意思を放棄して、何も言われなければ淡々と続けて、やめるべき時がきたらやめることにします。

 

国語学習者の数はその国の国力に比例します。

日本が衰えたら、日本語学習者の数も減るでしょう。

今は人手不足でどこでも雇ってもらえる日本語教師ですが、数年先は闇です。

 

外国人の日本語学習者が一気に減れば、日本語教師を志す若い人に道を譲りたいと思います。

東京オリンピックが終わればそうなるかもしれませんし、それ以前に大規模災害が起これば一気に外国人学習者が減るでしょう。

東日本大震災が起こり、日本語教師の大半は自宅待機になったそうです。

私が教えている日本語学校外資系なので、オリンピック終了後に日本撤退ということもあり得ます。

 

オリンピックの前でも、病気やけが、あるいは実家の介護、自分ではどうしようもないことでやめざるを得ないこともあるでしょう。そもそも選択クラスは、学生が集まらなければ開講されないのですし。

 

明日は何が起こるか誰にもわかりません。自分は賢いつもりで先走って決断するよりも、起こった事態を受け入れて流れに従うほうが、結果的にみると吉。いや、吉か吉でないか誰にもわからないのだから、選択を悔まないためにも自分で決めないことにします。

 

 

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東京から西に向かうフライトで富士山が見えるかどうかはタイミング次第。

自分でコントロールできないのですから、「いつか見えたらそれでいい」と構えたほうが精神的に楽です。