翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

人生は再現性がない

天海玉紀先生のおかげで、占いトナカイで2回目の「2018年開運吉方位講座」を開催しました。

1回目は2月3日の節分の夜。1回やって、もう十分だと思ったのですが、玉紀先生のリクエストにより2回目が実現しました。

参加者の顔ぶれが変われば、内容も微妙に変わります。これがリアルタイムの講座のおもしろさです。

 

私が作文を教えている日本語学校で、先日、ディレクターの視察がありました。

日本語のレベルも違うし、興味の対象も違う。そんな学生たちに日本語を書かせるためにひとりひとりの課題を与え、質問があるたびに個別対応をしています。

 

bob0524.hatenablog.com

 

作文のクラスは選択科目なので、内容が気に入れば友達を連れて来るし、つまらなければ別のクラスに移っていきます。何文字書かなくてはいけないというノルマもないので、一部の学生にとっては、保健室登校みたいになっているのでは。

 

クラスの目標は、日本語の文法の取得より、自分の言いたいことを日本語で表現できること。

デンマーク人のフレデリックはどんどん日本語が上達して仏教に興味を持ち、諸行無常キリスト教の原罪についての考察について日本語で書いています。

その隣で、ドイツ人のセバスチャンが書いているのは、六本木のクラブで日本人のかわいい女の子をナンパする方法。

ベルギー人のベンジャミンは、ひらがなもおぼつかないので、簡単なイエス・ノーの質問を渡しました。料理をするというので、寿司は作れないだろうと思って「寿司を作りますか」という質問を与えると「はい、寿司を作ります」という回答。

 

この写真を見せてくれました。

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うわー、私の作る巻き寿司より上手です。

 

「どうやって寿司の作り方を学びましたか」と質問すると「YouTubeで」とのこと。教室や教師なんてどんどん不要になっていく時代です。

でも、こんな感じで授業を展開していると、学生から「私のダンスを見て」「私の猫を見て」と声がかかります。リアルタイムでの反応を喜ぶ学生もいるのです。

 

ディレクターからは「作文のクラスは準備が大変そうだし、再現性がない」という評価。たしかに、2クラスで30人近くの学生を相手にして、日本語を書きたくなるような課題を与えるのは一苦労です。

となりの席の学生と同じ課題では明らかに学生は失望するし、「私の書くべきことは?」という学生のリクエストに応じるのは大変です。

 

でも、それこそが、対面授業の醍醐味。教師も学生から学びます。

 

「開運吉方位講座」のご感想、ありがとうございます。大いに励みになります。

 

momoyamasaki.com

 

note.mu

 

再現性がないのが人生。

リアルタイムの出会いは一期一会です。願わくば、今回の講座でヒントを得て、参加者の方々がそれぞれの人生を発展されますように。