翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

宇宙人に易を教える

ここ数ヶ月、日本語教師養成講座で「教える」ことを学んできたのですが、本当にむずかしい。
向いていないからやめたいと思ったことは数知れず。しかし、せっかく始めたことだから(授業料前納したし)、通い続けています。

日本語教師になる勉強を始めたことが、フィンランド人学生のヘンリク君のホームステイへとつながっていったし、天海玉紀先生から「教育実習だと思って」とウラナイ・トナカイの講師に声をかけていただきました。この二つだけでも、日本語教師養成講座に行ったのは大正解だったと思っています。

そして、またまた玉紀先生つながりで、夏瀬杏子先生に易を教えることになりました。
易は何年やってもマスターするのはむずかしいと言われているのに、人に教えられるのかという恐れがある一方で、いつか外国人に易(イーチン)を教えたいという野望があり、せっかくの機会でなのでお引き受けすることにしました。

熊崎健翁著、加藤大岳校訂『易占の神秘』(紀元書房)には虞世南(ぐせいなん)の「易を知らざる者は宰相たるの資格無し」という言葉が紹介されています。そして、根本通明博士が明治天皇に易学の講義をされた折に「易は帝王の学なり」と申し上げたとあります。
なんと敷居の高いこと。
しかし、熊崎健翁はこう続けます。
「易は帝王の学、宰相の資格なると共に、また民庶大衆の聖典なり」。

易を立てて一番おもしろいのは、占った人のレベルに合わせて易神がメッセージを送っていると感じる瞬間です。帝王や宰相でなくても、易の教えは役立つのです。
私自身も教えながら学ぶことが多いでしょう。

そして、夏瀬杏子先生の別名は「宇宙人」。これもたいそう興味をそそりました。
ブログはその名も「あんこの地球滞在記」。
http://annco.blog.jp/

現実の杏子先生は専門職の本業をこなしながら三人の子供を育てるというスーパーウーマンなのですが、常識の枠を飛び越えているらしい。きっと地球人のスケールを超えた発想をなさるのでしょう。

易の六十四卦を作ったのは伏羲(ふっき)という5000年前の中国の帝王。人面蛇身で、人間に農業や漁業、牧畜を教えたとされます。神話の世界であり、伏羲は人間というより、宇宙人に近いのでは。オカルト系の人ならレムリアとか龍族だと考えるはず。

ともあれ、かつて宇宙人が地球に伝えた易を、たまたま現在の地球に滞在する宇宙人と学ぶなんて、こんなおもしろいことはめったにないはずです。


台湾のお寺でおみくじを引く前には、「この願い事に対するおみくじを引いていいかどうか」、神様にお伺いします。赤い半月型の木片2つを床へ落として、表と裏が出れば陰陽がそろったので、おみくじを引けます。表表と裏裏なら、やり直しです。