ウラナイ8のメンバー、夏瀬杏子さんのお母さんは、見知らぬ人にもどんどん話しかけるそうです。算命学でいう禄存星。愛されたいという欲望が強く、積極的に人間関係を広げていこうとします。
私も杏子さんのお母さんと同じく、禄存星が効いていますが、話しかけるよりも話しかけられるタイプ。銭湯や温泉、服を脱ぎ化粧を落として最も無防備になっている時によく話しかけられます。
先日、水風呂のある銭湯でのこと。
サウナがないので、温冷浴を繰り返していました。同じように温冷浴をしている老婦人から「さしでがましいですが…」と話しかけられました。
「水風呂から出てすぐに温かいお湯に入るのはもったいないですよ。人間の体は、寒いと感じたら内側から温めようという力があるんです。その力が出るのを待ってから温かいお湯に入ったほうが効果的です」
たしかに『サ道』で「ととのう」のは、水風呂の後の休息です。大きめの施設なら外気浴のスペースに椅子が置かれています。
しかし、老婦人からアドバイスを受けた銭湯では水風呂のあとの休息スペースがありません。そこで洗い場の椅子に座って歯を磨いたりお肌のマッサージをしているとのこと。
以来、水風呂の後は休息タイムを取ることに。冬は水滴がついたままだと体がなかなか温まらないので体をしっかり拭いています。
湯の川温泉でも地元のご常連から、水風呂には首までつかるようにアドバイスされました。
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温泉での会話というと思い出すのは青森の谷地温泉。
千葉から来たという老婦人との会話が盛り上がりました。
「不動産業を始めたおかげで、冬は毎年、湯治に来られるようになった」とのこと。
谷地温泉に水風呂はありませんが、お湯がぬるいので長湯ができます。そのおかげで不動産業の成功の秘訣をたっぷり聞くことができました。
一般に不動産業は立地がすべてと言われていますが、老婦人はこまめなケアで資産を増やしていったのです。そもそも、不動産業を始めた頃は専業主婦。近所のアパートの一室が格安で売り出されていたのをなけなしの貯金で購入。徹底的に掃除して貸し出したところ、下見に来た人がすぐに借りてくれました。家賃収入を貯めて新たな部屋を購入。ついには一棟買いができるほどにお金が貯まったそうです。自分が管理すれば、余計な費用もかからないし、入居者にも目が行き届きます。
そんな蓄財法があるのかと大いに感心すると同時に、ずぼらな私には絶対に無理だとわかり、株に集中しようと決意。管理会社に任せれば手間はかからないといっても、入居者の死去や事件など何が起こるかわかりません。それに一昔前ならいざ知らず、少子高齢化がハイスピードで進む日本で不動産業なんてとても手が出せません。
気ままに旅に出たり温泉巡りができるようになったのも株のおかげ。
そして、裸の状態で話しかけられているうちは運気も大丈夫だと思っています。街角ならキャッチセールスや宗教の勧誘もあるでしょうが、入浴中の裸の状態でわざわざ見知らぬ人に話しかけようという人に悪い人はいないからです。
杉並と中野の中間にある香藤湯。サウナも水風呂も大いに好みです。