翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

不運のループから抜け出すためには

アラン・コーエンなどスピリチュアルな教えに触れても、頭の中にしまいこんでおくだけで実践しなければ、何も起きません。

アランの講演会では、QAコーナーがあり、「ポジティブな面に意識を向けようとしても、ネガティブな面がどうしても気になってしまう」という質問が出ました。

アランは練習が必要だと答えました。ピアノやギターの演奏と同じで、何回も繰り返して身につけるスキルだというのです。

そこで思い出したのが、植島啓司「偶然のチカラ」(集英社新書)に出ていた開運法です。
元ネタは、シェリー・アーゴフ「ラヴ・ビッチ 愛される自分に変わる100の恋愛キーワード」という恋愛指南本です。

たとえば、つきあっている彼が急に冷たくなり「しばらく距離を置きたい」と言ってきたとき。
彼は別れたがっているのか。ここで追いすがっても、彼はますます放れようとするだろう。だからといって何もしないでいると、確実に分かれることになりそう。

そんなときは、不運が続きます。仕事ではミス。体調不良。通販で頼んだ品物が届かない。家族から厄介な相談事を持ち込まれる。

シェリー・アーゴフは、「彼に振り向いてもうらおうとするのをやめ、自分で自分に目を向けなさい」と説きます。
自分の周囲に起こったトラブルのどれでもいいからひとつ解決するたびに、状況は少しずつ変わってきます。
てきぱきと仕事を片付ける。通販会社に連絡する。かかりつけの医者に相談する。家族の面倒を見る。

そうやって自分の興味を彼以外のものにそらせ、身のまわりの簡単に片付けるものから手をつけていきます。そうしていると、自然と彼のことから興味がそれます。そうすると、彼のほうもあなたに対する余裕が生まれるそうです。

そんなにうまいこといくでしょうか?
でも、この方法のいいところは失うものは何もないということ。むしろ得るものがありそうです。

たとえ恋人が戻ってこなくても、あなたの生活は立ち直っているのです。
身の回りのトラブルを一つずつ片付けて気持ちを安定させ、きちんと整った部屋で暮らしていくうちに、人間的な魅力が自然に発揮されます。
もしかしたら、今の恋人よりもっと相性のいい人とめぐり合うことだってあるでしょう。