「毎月旅行するのも疲れる」という、よかよかさん。
毎月どころか、倍以上のペースで旅に出ています。仕事をリタイアしたら旅暮らしをすると決めていたし、お金を理由に行きたいところに行けないのは嫌だったので、蓄財にも励みました。どうせお金を使うのなら、形のないものに。ささやかながら各地の経済に寄与できれば幸いです。この春には飛鳥Ⅱにも乗ってみましたが、優雅なパッケージツアーは好みではないことがわかり、全身モンベルでバックパックというスタイルに落ち着いています。
父は外国航路の船乗りだったので、その血筋かも思うのですが、仕事で旅をするのとは意味が違います。旅先で勝手がわからずおろおりしたり、乗り継ぎのための長い待ち時間、「どうして旅を続けているのだろう」と思ったりします。家にいれば何の不自由もないのに。
「老害は暇になって将来の展望のないところから生まれる」というジャーナリストの 佐々木俊尚の言葉を目にしたとき、答えがわかりました。
とりあえず、旅の予定を入れると暇ではなくなります。旅の計画は将来の展望と呼べるでしょう。
一人で動ける体力を維持するためにスポーツクラブに通うし、交通手段や宿を調べて自分で予約するのは認知症予防です。
初めての旅先にも行くし、何度も繰り返し訪れる場所もあります。島根はその一つ。いつもJALで飛ぶのですが、次回は思い立ってサンライズ出雲の予約を取りました。
寝台列車に乗ってみたかったし、飛行機では実感しにくい東京から出雲への距離を確かめたかったから。
JRの切符は一か月前から売り出されます。サンライズ出雲は一日一便で、個室は争奪戦となります。予約開始は午前10時。その前にJRのみどりの窓口に出向いて「10時打ちで」と頼むと確実だといいますが、みどりの窓口の数はどんどん減っておりどこも長蛇の列。10時前に行っても窓口の順番が回ってこないこともあるでしょう。
JR東日本では扱っていないので、JR西日本に会員登録しクレジットカード情報も入力しておき、10時の時報とともにアクセスしてなんとか個室を予約できました。世の中の流れに合わせてアップデートしているという達成感。老害が少し遠のいたような気がします。
死後事務委託契約を結んでいる団体に「高齢者施設に入所してもしょっちゅう旅に出ていたら妬まれて仲間はずれにされるのでしょうか」と相談したら、「旅に出る気力と体力があるなら施設に入る必要はありません。しかもパックツアーではなく自分で計画を立てて予約するのなら、十分自立した暮らしができます」と笑い飛ばされました。
なるほど、やはり旅を続けよう。

大分・長湯温泉のラムネ温泉の看板猫。
ネットもマスコミもなかった時代は、高齢者の知恵が重宝されていましたが、今ではアップデートされていない老人は社会のお荷物なのだから、若者に関わろうとするなと戒められています。私が関わっている占い業界はデジタルデータだけでは処理できないあいまいさが重視されるためか、高齢者も居場所があります。毎月の易の読み会に加えて、来月は二つのイベントを開催予定です。
6月14日は八卦を使ってマンダラチャートを書くワークショップ。大谷翔平のマンダラチャートに触発されて企画したのですが、八卦というとっかかりもなく徒手空拳で64マスをすべて埋めた大谷翔平は天才としか言いようがありません。
6月21日の夏至の夜には、昨年から始めたインナーチャイルドで欲望を語る会。
これは昨年の会。今年の紹介は玉紀さんが鋭意作成中のはず。
昨年の振り返り。
旅に出るのと同じぐらい、占いという共通言語で年齢の枠を超えてフラットに交流できる場を楽しんでいます。