翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌やビジネス誌の原稿書きを30年。現在はリタイア生活へ移行中。2023年秋、スペイン巡礼(フランス人の道)。2025年夏、ガルシア=マルケスの作品舞台となった地を一目見たくてコロンビアへ。ウラナイ8https://uranai8.jp/で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。おかげさまで四刷になりました。

筋トレ事始め

ほぼ毎日、スポーツクラブに通ってダンスのレッスンに出ています。

60代も半ばになり、あと何年踊れるかと考えるように。ヒップホップで張り切りすぎて、腰が痛くなったこともあります。

 

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スペイン巡礼で800キロをあるいたからといって、決して足腰が強いわけではありません。1日20キロほどのゆるい行程でしたし、2度目に歩いた時はいきなり長距離を歩いたので足が動かなくなり、タクシーを呼んでもらうという失態を演じました。

 

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まずは情報収集。同世代の女性でパーソナルトレーニングを受けている人にお勧めのインストラクターを教えてもらいました。

 

「相性もあるから、何人かお試しで受けて決めるといい」とアドバイスされましたが、筋トレをやったことがないのですから、良し悪しの判断ができません。一番のお勧めという男性インストラクターの予約を入れました。

 

体力に自信がないので最短の30分コース。

ずらっと並んでいるマシーンの使い方を教わるのかと思いきや、まず姿勢チェック。そして、器具を使わなくてもできるスクワット。足の位置、上半身の姿勢の保ち方、呼吸など気をつけるポイントが多すぎます。

 

このスポーツクラブに入会したのは30年ほど前ですが、ダンススタジオばかり使っていました。音楽もなく黙々と体を動かす気にならなかったのです。

今回、一対一で指導を受けて姿勢の重要性を痛感しました。YouTubeで筋トレ動画を見てスクワットやプランクをやってみるのですが、正しいフォームでできているのか自分ではチェックできません。1分間あるいは30回など時間や回数をこなすことに意識がいき、姿勢が乱れたまま行っていたのではトレーニング効果は期待できません。

私は近眼なので、パソコンや書籍に向かうとつい前屈みになります。そして、お腹に力を入れることもなく、だらっとした姿勢で過ごしています。意識していないと、体はどんどん崩れていきます。今からでは手遅れだったとしても、少しでも流れを食い止めたいものです。

思えば、小中高と体育の時間は大嫌いでした。休み時間にドッジボールなんてやりたくなくて、教室で本を読みたいという暗い生徒でした。スポーツクラブのインストラクターは運動エリート。もし同じクラスにいたら絶対に接点のないタイプと一対一でじっくり指導を受ける日が来ようとは。

30分で汗びっしょりになり、言われた通りにやると筋肉痛も出ます。フォームばかり気にしていると呼吸が止まり、呼吸を意識するとフォームが崩れる。一人で正しくスクワットができるようになるのはいつになるのでしょうか。

 

小さな歩みであっても、前に進み続けること。「筋トレで老化を少しでも遅くして、一日でも長くダンスを続けたい」とインストラクターに告げると、心意気だけはほめてくれました。