翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。ウラナイ8所属。

街の隠者、旅する女帝

家事をしながら、録音したNHKラジオのビジネス英語講座を聞いています。集中して聴いたほうがいいのでしょうが、本格的に英語を学ぶよりアメリカ社会の流れをつかむのが目的です。

 

「絶滅危機の職業」がテーマの回は特に興味深く聞きました。

アメリカの企業では秘書という職種はほとんど消滅したそうです。一昔前はボスのスケジュールを管理し、手紙を口述筆記したり出張のために飛行機やホテルを予約するのは秘書の仕事ですが、今はパソコンのアプリが取って代わっています。

旅行業者、銀行員、レジ打ち、タイピスト、運転手、時計職人などが絶滅危機として挙げられていました。郵便配達員もかつては中流の安定した職とされていましたが、今では手紙を書くという行動がほとんどなくなっています。

 

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スペインの港町、カディスの食品市場。

魚や肉、野菜が圧倒的な存在感で並んでいました。コロナで大きなダメージを受けたでしょうが、人間は食べないと生きていけませんから、食関係の専門職はなくならないでしょう。

 

金運(仕事運)を占ってほしいというニーズは多いのですが、ロジックだけでは占えません。時代が変われば、換金性のあるスキルも変わるからです。

 

ビジネス誌の記者をしていた頃、成功した創業者に話を聞いたことがあります。

「幼い頃に父と死別し、母が和裁の腕で私を大学まで出してくれました」と語ってくれた人は私と同世代。昔なら手先が器用なら和裁や洋裁で母子家庭でも子供を育てることができましたが、着物の需要が減りファストファッションが街にあふれる今はどうでしょうか。ニッチな市場を探し当てるマーケティング力が必要です。

 

私の職業人生も同じです。

同窓会で「雑誌や書籍の原稿を書いている」と言うと恩師や同級生は「ああ、昔から作文が得意だったからね」と反応します。

たしかに文章を書くのは得意でしたが、せいぜいクラスで一番か二番ぐらい。専業の小説家や詩人になるほどの才能はなく、クライアントや編集者の注文に合わせて器用に書くことで収入を得てきました。

時代の恩恵もありました。ネットが普及する前の時代は、東京に住んでいるだけで広告代理店や出版社とダイレクトにつながることができたからです。私以上の文才があっても地方に住んでいるため換金できなかった人や山のようにいるでしょう。そして現在は、ネットには無料で読めるおもしろい文章があふれています。

 

持って生まれた命式だけでなく、時代の流れも合わせて考えなくてはいけません。とてつもなくむずかしく、おもしろいのが占いです。

 

占い仲間の玉紀さんが「街の隠者」として占いの関り方の変遷を書いています。

uranai8.jp

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私は玉紀さんの逆バージョンで、女性誌のライターとして占いを仕事としてきましたが、今は純粋な趣味としても楽しいと思っています。

目指すは「旅する女帝」。九星気学を使って旅の計画を立て、献血ルームのボランティアとしてカードを読み、易について学び続ける。そんな老後を思い描いています。