日本の風水では、トイレ掃除が重視されます。
「お金持ちの家はトイレがきれい」とトイレ掃除がブームになり、女性誌の記事を何本も書いたものです。
本場中国の風水では、一番重要なのは玄関で、トイレなんて考慮されないといわれています。古代中国ではトイレは家の外にある不浄の場ですから風水的に整えるなんて発想はなかったのでしょう。
水洗トイレが普及し、トイレが家の中に設置されるようになった日本では、トイレの風水は重要です。トイレの汚い家は金運が低迷します。
経済成長を遂げた中国の富裕層に日本のハイテクトイレが人気です。
風水では流れを重視します。入ってくるだけではダメ。やがてよどみが生じます。入ってきたものをスムーズに外に出すことで、循環が生まれ、さらに豊かになっていきます。これを体に置き換えれば、排泄の場所であるトイレはきれいでなければいけないということになります。
お金を貯め込むだけでは財は作れません。上手に使うことで、リターンが得られるのです。私は「上手に使う」才覚がないことを自覚し、余剰資金ができたら好感の持てる企業の株を買ってきました。
自分の代わりに企業で働く人が経済活動を展開してくれるのだから、こんなにありがたいことはありません。長期保有を原則として、細かいことは考えず、気にするのは買うタイミングだけです。
家の中にはさまざまなものが入ってきます。入る一方では家の中があふれます。スムーズに出していくという意味でトイレと同じく重要なのがゴミ箱。
ゴミ出しがだらしない家は金運にもしまりがありません。
よって私が絶対にさぼらないのはトイレ掃除とゴミ出し、ゴミ箱の拭き掃除。
マンションのゴミ置き場にいつでもゴミは出せることになっているのですが、燃えるごみの収集がある水曜と土曜の朝に収集場に出すようにしています。
ゴミ袋を台車に乗せて運ぶ管理人さんが大変だろうし、ゴミ出しぐらい自分でやりたいからです。
お正月でゴミ収集が休みになりましたが、平日モードになり週2回、ゴミが出せるようになりました。ゴミ収集こそ、住民税を払っている最高の対価だと感謝しながら、ゴミを出しています。
週2回で年100回以上ゴミを出す計算ですが、できれば、ゴミを少なくしてもう少し小さい袋で出せるようになりたいものです。そして、風通しのいい家にしたい。すっきり片付いて、いつ人がきてもあわてないですむ家が理想です。