翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

一生、復食

マーク・トウェインの名言
Quitting smoking is easy. I've done it a thousand times.
禁煙なんて簡単。私は何度もやってきた。

私も禁酒に何度もチャレンジしています。そして断食にも。
昨年の春には、友永ヨーガ学院の通い断食に参加しました。
d.hatena.ne.jp

断食をずっと続ければ、仙人じゃない限り死んでしまいます。
普通の食事を徐々に減らし、2日間は水だけにして、また少しずつ増やしていきます。断食以上に復食(通常の食事に戻るプロセス)が大切です。リバウンドして断食以前より太ってしまうことがよくあるそうです。
非常事態に飢餓状態にあった人がいきなり大量に食べると、体には大きなダメージで、命を失うこともあります。
せっかくアウシュビッツ強制収容所から解放されたのに、解放軍から与えられた食事を食べ過ぎて命を落とした人がたくさんいたそうです。

ヨーガ断食を終了時の友永淳子先生からのアドバイス
「断食が終わって好きなだけ食べると、すぐに元に戻ってしまう。これから一生、断食の復食と考えるように」

世俗の生活を送っていれば、おなか一杯食べることもあります。おつきあいもあるし、旅先の名物料理は思う存分食べたいもの。
絶対に食べ過ぎてはいけないと思い込むのではなく、たまにたくさん食べることがあっても徐々に健康的な食生活に戻せばいいと考えています。「こうじゃなければいけない」という思い込みが強すぎると、「どうにでもなれ!」という反動が大きすぎるからです。

食生活についてはなんとかうまくいって、断食後の体重をキープしているのですが、私の課題は飲酒です。
飲み始めたら止まらず、つい飲みすぎてしまうことがよくあります。依存症にならないように、1週間に2〜3日は休日するようにしています。お酒を飲まなかった日はカレンダーにシールを貼ります。子供のようですがけっこうモチベーションアップになっています。

問題は、飲んでもいい日。「休酒日をちゃんと守ったんだから」と言い訳して大酒を飲んでしまいます。アルコールが入って気分が大きくなり「どんどんいっちゃえ!」となるのです。
いつになったら適度に飲むことができるのか、試行錯誤を続けています。

一度、アルコール依存症になってしまうと、完治はなくて断酒しか道はないといわれます。
お酒は適度に飲めばこんなにいいものはないと思います。お酒が飲めない味気ない人生にならないよう、なんとか方法を見つけたいものです。


マホロバマインズ三浦の断食での回復食。食事が売りのホテルでの断食ですから、レストランの前を通るたびにおいしそうな匂いに悩まされました。その時のうっぷんを晴らすべく、今月末は鉄板焼きコースを予約。大いに食べて飲むつもりです。