翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)、ビジネス記事翻訳ですが、そろそろリタイア状態へ移行中。JALの「どこかにマイル」で日本各地に出没。ウラナイ8で活動しています。

リセットしては元に戻り、繰り返す人生

ウラナイ8の杏子さんがこのところ不調ぎみ。 火曜の夜に連絡があり、「伊豆高原の断食施設やすらぎの里、二人部屋に空きがあるから行きませんか」というお誘いが。高原館の3泊4日断食コースです。 ちょうど一年前のこの時期、本館に一週間滞在しました。た…

桜に誘われ、秋田の金浦へ

先日の1泊2日の那覇行きは思いつきでしたが、それとは別に月に一度、計画を練って旅に出ています。ただし、行先はJALの「どこかにマイル」任せ。1か月前から申込めます。 青森、秋田、大分、熊本という東北と九州の組み合わせを選んでみました。4つの候…

精神の自由のためのルーティン

「仏教の修行を体験してみたい」という外国人が数日間、日本のお寺に滞在。 「早朝の読経から始まり、寝るまでスケジュールがぎっしり組まれて、精神の自由を得るどころではなかった」という感想を抱いたところ、「次に何をやるか考えなくてすむところに、精…

那覇ポンコツ旅行

家で晩酌し、酔っ払った勢いでJALの「どこかにマイル」。夫が「札幌、大分、鹿児島、那覇」という組み合わせを出したので、その場のノリで申込みました。夫の休暇に合わせた一泊二日の弾丸旅行です。 往復交通費がかかるのは羽田までなので、我が家にとって…

書かないと、なかったことになってしまう

ライターの仕事を30年以上続けてきて、私にとって書くことは原稿料を稼ぐためのものでした。活字媒体の減少から締切に追われることも少なくなるとともに、そろそろリタイアの年齢を迎えています。 「年を取ると、どんなことも忘れる一方。書いておかないと、…

旅に出る理由

1月、2月と遠出をがまんしていましたが、そろそろいい頃だとJALの「どこかにマイル」で2泊3日の旅へ。徳島、北九州、宮崎、三沢の四択です。三沢はまだ寒そうですが、八戸にドーミーインがあります。 当たったのは宮崎。一足早い春を満喫してきました。 宮…

アラブ人とユダヤ人、ロシア人とウクライナ人

先月のオンラインイベント「開運虎の巻」で紹介した『自分の小さな「箱」から脱出する方法』。 続編と位置付けられていますが、前書の20年前という設定の『2日で人生が変わる「箱」の法則』。ユダヤ人とアラブ人の民族的対立がストーリーの軸になっています…

諏訪山探訪と墓場の迷子

今年の2月は父の三周忌のはずでしたが、オミクロン株の蔓延で神戸への帰省を断念。その代わりとして彼岸のお墓参りに行ってきました。 私の実家は神戸で夫の実家は大阪。朝一番のJAL便で伊丹空港に到着し、解散して別行動。お墓参りにはつきあってくれると…

世界はおそろしくて、やさしくて、おもしろい

先日ネットで話題になった、インドのチャイ事情。 togetter.com 大阪のおばちゃんの「飴ちゃん」と同じく、インドでのチャイは「初対面の人との距離を縮めたり、親愛の情を伝えるコミュニケーションツール」という声も。 インド旅行者の反応は「そんなこと一…

ゼレンスキー大統領が演じる役

「キエフにとどまる」と宣言しているゼレンスキー大統領。西側諸国からキエフを離れて亡命政権の樹立を持ちかけられても、応じる気はなさそうです。 アメリカがアフガニスタンを見捨てた時、飛行機にしがみついてでも国外に逃げようとする人々がいました。降…

血縁ゆえの幸福と苦労

世界が騒然となっている時は、何度も楽しんだ心安らぐ物語に逃避したくなります。 ルーシー・モンゴメリの『赤毛のアン』シリーズもその一つで、NETFLIXの『アンという名前の少女』をシリーズ3まで観ました。ところが、現代の価値観によってストーリーが改…

未来の自分にメモを残しておく

今年はウサギのひな人形を飾ることができました。 小さな箱から取り出すだけなのに、気が付いたらひな祭りが過ぎていたことがよくありました。 今年、忘れずに出せたのは、手帳のおかげです。秋頃に新しい手帳を買うと、2月予定表の端に「ひな人形」と書き…

ウラジミールには用心せよ

昨年の夏、NHKが「映像の世紀」全11回を再放送。20世紀の前半は世界的な戦争が続いていたとんでもない時代でした。 1914年に第一次世界大戦が勃発し、ヨーロッパの若者たちは「クリスマスまでには帰れれる」と出征。結局、帰国できたのは4年後でした。 2020…

『スマホ脳』を実感した瞬間

ベストセラー『スマホ脳』を読んで、「なるほど!」と思うことがたくさんありました。 満足に食べることができず、病気や怪我、猛獣に襲われる危険があり、人口の半数が10歳前に亡くなっていた原始社会。現代人はそんな過酷な状況を生き残った人間の遺伝子を…

錦糸町のヘブンズドアへ続く道

旅のサブスクHafH(ハフ)で月一回、新宿や銀座など都内の一泊旅行を楽しんでいます。海外はおろか県境をまたぐ国内の旅もはばかられる状況では貴重な体験です。 bob0524.hatenablog.com 今月は錦糸町へ。 都内とはいえ東京の西側に住んでいるとあまりなじみ…

マクドナルドのシニアクルーになれるだろうか

イオングループの都市型小型食品スーパー「まいばすけっと」が自宅のすぐ近くに開店して、重宝しています。野菜や魚、肉などの生鮮食品も取り揃えられ、超目玉特売はありませんが、スーパーとそれほど変わらない価格です。 新規開店の工事中、スタッフ募集の…

100歳まで若く

ウラナイ8の配信イベント「開運虎の巻」では、運を単体で上げようとせずに循環させようという話をし、リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著『ライフシフト 100年時代の人生戦略』が私に及ぼした影響を思い出しました。 終活を進める一方で「想定外…

「開運虎の巻」配信イベントに朋来たる

寅年寅月寅日、ウラナイ8「開運虎の巻」配信イベント。たくさんの方々にご参加いただき、ありがとうございました。 杏子さん主催の1月の易読み会で、配信イベントのアドバイスでそれぞれ易を立てたら、天水訴(てんすいしょう)の四爻、水山蹇(すいざんけ…

いつ死んでも大丈夫

立春を迎え、東洋占術の暦でも壬寅(みずのえとら)年となりました。 ウラナイ8の配信イベントも迫っています。 uranai8.jp 2月は始まりの月。 私にとっては父を見送った月です。昨年2月に父が亡くなり、一周忌の予定を入れていました。 コロナはそろそろピ…

佐藤優『獄中記』を読んで、欲を抑える

獄中記を読むのが好きです。 気ままな自由業を続けてきたので、正反対の立場に興味があるのかもしれません。 晩年、施設に入った父は「家に帰りたい、ここは牢獄のよう」と嘆いていましたが、在宅介護は効率化がむずかしく、人手がかかります。高齢化がさら…

今日のハイライトはなんだろう

自己啓発本なんて、もう読まなくてもいい年齢なのに、つい手が出てしまいます。 しかも『時間術大全』なんて、長い老後は時間を持て余すことが多いだろうに。 それでもこの本を読んでみてのは、Google、YouTubeという現代人の時間を延々と奪っている企業に勤…

清少納言の日本、カウリスマキのフィンランド

「好き」というエネルギーは人を動かす。読後、改めてそう感じた『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』。 著者のミア・カンキマキは広告会社に勤める38歳独身のフィンランド人女性。 ヘルシンキ大学の日本文学講座で『枕草子』を読んで以来、15年間…

春が待ち遠しい

新年が明けて半月が過ぎたのですが、東洋占術では年の切替わりは立春。1月はまだ丑年です。しかも辛丑(かのとうし)年の辛丑月と六十干支が重なっています。 四柱推命の講座で、甲乙丙丁(こうおつへいてい)…の十干でどれが一番強いかという話になったこ…

始まりは宮古島のパーントゥ

急速なオミクロン株感染の広がりにより、宮古島行きをキャンセル。 最初に宮古島を訪れたのは2007年11月。JALが企画した「パーントゥ」ツアーです。 パンフレットの写真を一目見て「絶対、この祭りに行かなくては」と即座に申込みました。 なんといっても、…

天山遯(てんざんとん)の宮古島

昨年末、ウラナイ8の夏瀬杏子さんが開催したタロット読み会。オンラインもいいけれど、実際に顔を合わせて占うのは格段に楽しいものでした。易のリアル読み会も開いてほしいという声もあり、開催の運びに。 写真は杏子さんからお借りしました。順にお題を出…

60代でも踊ろう Permission to Dance 

コロナで中断していたネットフリックスの『クィア・アイ』が再開。待ち望んでいたシーズン6が始まりました。舞台はテキサス州オースティン。 www.youtube.com 第一話に登場するのが、両親が経営する酒場でダンスを教える58歳の女性、テリー・ホワイト。イギ…

自分が「いい人」になれる状況

おめでたいはずの新年ですが、年齢を重ねると「あと何回、お正月を迎えるのだろう」と不吉なことを考えてしまいます。 そして、残された時間が長くないからこそ、心穏やかに生きたいものだと願います。 昨年、自宅のリフォーム工事のため家を空け、別府に滞…

ゴールを目指さず、プロセスを楽しみたい

人生を長い旅にたとえるとしたら、ゴールはどこにあるのでしょうか。 そんなことを考えるようになったのは、ロングトレイルに興味を抱き、来年は歩いてみたいと思っているから。 ただ距離を歩けばいいのなら、スポーツクラブのランニングマシンをウォーキン…

師走の銀座一泊旅行

旅のサブスクHafH(ハフ)のライトプラン(月2980円)で近場の一泊旅行を楽しんでいます。 www.hafh.com 先月は新宿の温泉宿へ。 bob0524.hatenablog.com 今月は東銀座のACホテルへ。スペイン系の高級ホテルです。コロナの前、最後の海外旅行となったマドリ…

冬至に一陽来復を重ねていく幸運

陰が極まって陽に転じる冬至は、易者にとって一年で最も重要な日。これからの一年の成り行きを占う年筮を立てます。 ウラナイ8の玉紀さんと杏子さんのおかげで開催される年筮の会。ありがたいことに連続して参加される方もいて、これまでの一年を振り返って…