翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

英語で学ぶ仏教

愚かな風の呼吸

前回のエントリーで、天海玉紀先生の坐禅についての文章を紹介しました。「ある意味、どうでもいい。でも、だからといって、いいかげんにあつかっていい、というわけではない。 なにもかも、はかないものだからこそ、一瞬一瞬、ひとつひとつをだいじにしない…

転がる石の坐禅

2月の立春から坐禅を始めて3か月目。 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20140216/1392507612月に一度か二度、約30分を4回、2時間坐ります。 最初はそんなにじっとしていられるか不安だったのですが、やればなんとかなるもの。 区切りの鐘の音が鳴ると、「…

さまざまな縁がつながり、坐禅を始める

坐禅の初回、師がこんな言葉をかけてくださいました。 「あなたがこの場に来られたのは、宝くじに当たるようなもので、先祖からの加護を始めとしたさまざまなご縁によるものです」先祖のことはよくわからないのですが、現世での縁が次々とつながったからこそ…

幸不幸は自分で決める

ケネス田中先生の「仏教聖典を初歩英語で学ぶ会」で四聖諦を学び、最も心に残ったこと。四聖諦の1番目。 We all experience suffering. 私たちは誰もが苦しみを経験する。そりゃ、生きていると苦しいことがたくさんあります。そういうものだと割り切って期…

世界を支える数字

ケネス田中先生の「仏教聖典を初歩英語で学ぶ会」。田町の仏教伝導協会で月1回、開かれます。1月のテーマは四つの聖なる真理(四聖諦)でした。英語では、Four Noble Truth。 第一の真理は「苦しみ(suffering)」、第二の真理は「苦しみの原因(the cause…

外側はインド、二枚目は中国、その下は日本、西洋。さらに内側は…

今月から、仏教聖典を初歩英語で学ぶ講座に出ることにしました。フィンランドでとても世話になったアンネは、来年また日本に来る予定。四国の歩き遍路の体験が強烈だったようで、またチャレンジしたいと言ってます。 d.hatena.ne.jp アンネを東京でホストし…

仕方がないこと、仕方があること

9月19日、仏教伝道協会で開催されたシンポジウム「ここがスゴイよ 日本人の仏教観」に行ってきました。パネリストは3人の外国人僧侶。 アメリカ育ちの日系三世、ケネス・タナカ師(浄土真宗) ドイツ生まれの禅僧、ネルケ・無方師(曹洞宗) スリランカ上…