夏瀬杏子さんのおかげで、神戸元町で易講座を開くことができました。
実家が神戸なので定期的に帰省していますが、いつも義務感だけで淡々と移動しています。その神戸でこういう機会に恵まれるとは!
地元神戸を始め、京都、奈良、三田と関西全域から参加者の方々が集まりました。天海玉紀さんも交流会から参加してくださり、一気ににぎやかになりました。
東京での易講座に参加された方もいらしたのですが、復習ということで易の初歩から始め、後半はそれぞれ占的に応じて易を立ててみました。
易は占術の中でもとっつきにくく、あまり人気がありませんが、じっくりと取り組めばこれほどおもしろいものはありません。
陰陽を6回重ねてできる六十四卦と6つの爻の組み合わせ。そこからオリジナルの物語を組み立てていくのです。「卦の名前を覚えるのが大変」とよく言われますが、初心者のうちは本を見ながら解釈すればすむことだし、記憶力よりストーリーテラーとしての創造力が問われます。
今回の講座でも多彩な背景を持った方々が、それぞれの物語を作りました。
杏子さん、玉紀さん、私にとっても東京から神戸に遠征し、占いという共通言語で話し合える人々とご縁ができたことは、胸躍る物語です。
そもそも私が玉紀さんと出会い、そこから杏子さんにつながっていったのも、占いのおかげ。
占術理論を学ぶことも大切ですが、実際に動いて人と交流することも「運気は自力で動かすことができるダイナミックなもの」と実感できる貴重な機会です。
老舗ベーカリー「フロインドリーブ」のカフェ。教会の礼拝堂を改装した空間でサンドイッチやケーキを食べるのも帰省の楽しみの一つです。