翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。

天国は横浜西口にあった

3週間の住所不定の生活もそろそろ終わりに近づいています。

どこに泊まれば快適かつ安くあげられるのか、ホテルの予約サイトを見比べて検討しました。横浜方面のホテルは、週末や大きなイベントがある日は宿泊代が急騰します。同じところにばかり泊まると飽きそうで、安値を選んで宿泊先を転々としました。

 

宿泊先は確保できても、困ったのが昼の過ごし方。

チェックアウトは11時。掃除の係の人は一気に片付けたいだろうし、ぎりぎりまで部屋にいるのも気が引けて10時過ぎには外に出ます。

予定もないし、行きたいところもない。せいぜい映画を観るぐらい。リフォーム開始前の片付けで所有物の多さにうんざりしたので、ショッピングもしません。そもそも移動中だから、荷物を増やすわけにはいきませんし。そうなると、横浜の元町とか赤レンガ倉庫といった観光スポットに行く必要もありません。

 

電源とWi-Fiが確保できるスターバックスタリーズは大助かり。でも、コーヒーだけで長くいるわけにもいきません。時間単位でお金を払うネットカフェは気楽ですが、内側にこもるエネルギーが強すぎて、あまり長くいたくありません。

 

ある日、横浜西口のSPA EAS(スパ イアス)に行ってみて、あまりの居心地のよさにびっくりしました。会員になれば(会費無料)、入館料は平日2040円。深夜まで時間制限なしです。ネットカフェが3時間でだいたい1000円ですから、ものすごく安く感じます。電源もWi-Fiもありますから、仕事もできます。

 

横浜東口のスカイスパはちょくちょく行っていましたが、西口のスパイアスは今回が初めてです。スカイスパが出張中のサラリーマンを中心に男性目線なのに対し、スパイアスは女性向きのサービスが満載。ヨガやストレッチなどのレッスンもあります。

 

一番うれしかったのは、漫画コーナー。『ガラスの仮面』が1巻から49巻まで揃っています。4日通って、読み通しました。未だに最終回は発表されておらず、『紅天女』を巡るマヤと亜弓の勝負の決着はついていません。

 

私はすっかり年をとったのにマヤを巡る世界はゆっくりと展開しています。昭和感満載だった初期は黒電話で連絡したのに、終盤に近づくと携帯電話も登場。

「紫のバラの人」として北島マヤを支え続けた速水真澄が「実際に会ったこともない人と恋に落ちることがあるのだろうか」と問うと「最近はインターネットというものを通じた出会いもあります」と答える秘書の水城さん。

 

最初に読んだ時、田舎の高校生だった私に横浜や東京は遠い世界でした。それが今では東京に居を構え、リフォーム工事のために横浜を転々としているなんて。

 

そして、横浜駅から5分の場所でこんなにくつろいでいるなんて。スパ エスパは都心の天国みたいな場所です。家のない生活を送っているからこそ、ありがたさをひしひしと感じました。

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山下公園の桜。