翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えていましたが、2019年3月で卒業。フィンランドが大好き。

始めるためには、まず小さく分解する

世間の人はお正月に決意を新たにして、前向きな日々を送っているのでしょうか。

人間は年が変わったからといって、劇的に変わるものではありません。

過去がグズなら今もグズ、未来の自分もグズでしょう。

50代も半ばを過ぎて、衰えを感じることが多くなり、未来の自分が勤勉になる可能性はさらに低くなり、もっとグズになることでしょう。

 

それでも、やり方を変えることで、少しでもましになるかもしれません。そう期待してライフハック系の記事をよく読みます。

 

あれもこれもやりたい(あるいは、やらなくていけない)のに、やる気がでなくて始められない。そんな時は、とにかく始めてしまうこと。脳が作業興奮状態になってやる気が湧いてくる。「作業興奮」は心理学者のクレペリン命名だそうですが、マーク・トゥエインもこう言っています。

 

The secret of getting ahead is getting sarted.

成功する秘訣は、始めること。

 

いや、しかし、やる気のない時は、どうしても始められません。最初の一歩が踏み出せず、だらだらネットを眺めたり、ぼーっと過ごしたり。

 

私はアルコールで酩酊状態になると「面倒だ」という気持ちが消えるので、がんがん働けます。この方法で掃除や料理の下ごしらえを済ませたこともよくあります。

これはかなり危険。高い棚に物を入れようと回転椅子の上に乗ってバランスを崩して転落し腰を強打したという失敗もありますし、仕事ははかどってもアルコール依存症への道をまっしぐらです。この方法は封印しています。

 

ではどうするのか。

マーク・トゥエインは解決法も授けてくれます。

 

The secret of getting started is breaking your complex overwhelming tasks into small manageable tasks, and then starting on the first one.

始めるための秘訣は、複雑で圧倒されるようなタスクを扱いやすい小さなタスクに分解して、最初の一つを始めることだ。

 

 

今年の春、リフォームをします。

新築で入居して20年のマンション。ここ数年ほど「そろそろリフォームをしなくては」と思いつつ、面倒なことが多そうでずっと先延ばししてきました。

 

ようやく重い腰を上げたのは、荒唐無稽な夢を見たから。


bob0524.hatenablog.com

 

しかし、間取り変更のリフォームとなるとやるべきことが多すぎます。

まず、業者はネットで検索して自宅から歩いて行ける独立系のリフォーム会社に決めました。ホームページがしっかりしていたし、施工例もたくさん出ていたからです。

ネットには「相見積もりを取って納得できる業者を選べ」というアドバイスもありましたが、そんな面倒なことはやってられません。

 

To Do リストに、細かく書き出しました。

・問い合わせフォームに書き込んで送信。

・打ち合わせ日時を決める。

・図面を用意する。

・施工例から気に入ったものを選ぶ。

 

これでようやく第1回目の打ち合わせです。

次は実際に自宅に来てもらって採寸し、プランと見積もり作成へ。こちらは管理組合から工事の届け出書類を入手し、次の打ち合わせへ。

 

これだけのことをするのに、1か月半もかかりました。

工事の時期は選べるというので、暖かくなる3月中旬にお願いしました。工期は3~4週間とのこと。

 

それまでにやるべきこと。

・粗大ゴミ申し込み(7個)。

・棚、ワゴンに置いた物を要・不要に分ける。

・不要品を捨てる。

・押し入れの中の物の移動。

・工事期間の仮住まいの手配。

・仮住まいに持っていく物の荷造り。

・カーテンをはずす。

・カーテンを洗う。

・壁の額、カレンダーをはずす。

・リフォーム開始時までに食品を使い切る。

・管理組合に工事の届け出。

・管理人さん、上下左右の階へのあいさつ。

・・・これでもまだ大きすぎる分類です。棚1段目、2段目、3段目とか細分化しないと、とてもやる気にならないでしょう。

 

生きることは面倒なことの連続です。

一気に片付けるのは無理ですから、小分けしてひとつつずつ…。

 

 

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