翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

ヘンリク君がもたらしてくれた運

フィンランド人のヘンリク君が再び日本にやってきました。

3年前の夏、「3週間のホームステイを受け入れるなんてとても無理」と思っていたのに、なんとなく勢いだけで留学生のホストファミリーになりました。

 

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「学校はオタク・スチューデントばかりだよ」というヘンリク君の話をおもしろおかしく聞いたものです。その後、オタク相手に作文のクラスを担当することになるとは、夢にも思いませんでした。

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成田に午前9時半の便で到着し、成田エクスプレスで新宿へ。新宿まで来れば、3年前の通学路ですから、スムーズに我が家に到着しました。

大学に進学し、フィンランド国民の義務である兵役を終え、20歳を超えたヘンリク君はぐっと大人っぽくなっていました。

  

3年前と同じ、ハウスバーモントカレーを出しました。

「時間がたっているのに、すべてが同じで不思議な気分」とヘンリク君。

若者にとって3年間は長く、高齢者にとってはあっという間です。

 

ヘルシンキのヘンリク君の自宅から大学まで地下鉄で30分の距離なのに、半年前から親元を離れてルームメイトと大学の近くに住んでいるそうです。

「実家を出て、家事って手間がかかるとわかったよ。自炊はあまりしなくて外食が多いからそれは楽なんだけど、たとえば洗剤やトイレットペーパーの補充とか、やらなくてはいけない細かいことが多いよね」

ああ、そんなことを実感するまで成長したんだと、母親のように胸が熱くなりました。

 

「帰国子女レベルの英語力がないとむずかしい」と言われた日本語学校で教えるようになったのも、ヘンリク君との縁のおかげです。

実際に入ってみるとそこまでの英語力は必要ありませんでした。むしろ、英語のできない教師のほうが、学生はがんばって日本語を使おうとしてくれます。

しかし、「こんなに英語が下手な語学センスのない教師に日本語を教わるなんていやだ」と思われているでしょう。

 

東洋占術では「運は人によってもたらされる」と考えます。運を上げたければ、つきあう人を選べという身もふたもない処世術ですが、「ホームステイを受け入れる」という決断が私の人生を大きく変えました。

 

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 前回はヘンリク君の学校があって遠出ができなかったので、今回は熱海の1泊旅行へ。「新幹線で駅弁を食べる」という彼の夢の一つがかないました。