翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

砂風呂で考える五行の喜忌

「どこかにマイル」で鹿児島へ。

空港から指宿に直行したのは、砂風呂を体験したかったからです。

 

占いの勉強で最もエネルギーを注いだのは四柱推命です。

ところが、本業のライター仕事では、一般的な女性誌で四柱推命の発注はあまりなく、風水と九星気学ばかり書いています。

 

四柱推命はおもしろいのですが、法則を割り出すのが非常にむずかしい。

誕生日から命式を立て、木火土金水の陰陽五行のどれが吉凶をもたらすか(五行の喜忌)を推理します。占い学校の講座では、法則を教えてもらったのですが、例外があまりにも多くて唖然としました。不特定多数の人が読む雑誌の記事にはなりにくいのです。

 

ある授業で、生徒の一人をモデルケースにしました。

講師が「この年はいいことがあったでしょう」「この年は悪かったでしょう」と命式から割り出した五行の喜忌を確認します。

「いいえ、その年は悪いことだらけでした」「いいえ、その年はけっこうよかったです」という反応に、先生は「そうですか」とホワイトボードに書いた五行の喜忌を逆転させました。

 

うわー、ちゃぶ台返しならぬ五行の喜忌返し!

対面鑑定でも四柱推命を使うのはむずかしいと実感しました。

 

なにしろ、私自身も自分の五行の喜忌さえあいまいです。

冬生まれの戊(つちのえ)で五行の水をたくさん持っている私は、自分(土)を生じる火は吉。

火があれば、水は温泉となります。お湯がなくては温泉になりませんから、ある程度の水は吉。水を生み出す木も吉です。

 

自分の仲間である土は?

同じ陽の土である戊はライバル意識を抱きながらもなんとかうまくやっていける。

陰の土である己(つちのと)は陰陽のバランスが取れて吉。実際、日干が己の親友もいます。

 

土を忌む命式の人から「海は好きだけれど、砂浜がきらい。砂浜を裸足で歩くなんてとてもいや」と聞いたことがあります。

 

私は火の気を喜ぶから、冬より夏が好き。金の気を忌むから、夏が終わって秋らしくなると気持ちが塞ぎます。陰陽五行は季節だけでなく森羅万象を司りますから、好き嫌いをチェックすれば開運のヒントが得られます。

 

指宿での砂風呂の感想。

たしかに気持ちがいいけれど、温泉やサウナと水風呂の組み合わせほど好きじゃありません。

お湯の中では自由に手足を動かせるけれど、砂風呂は埋葬されるような窮屈感があります。体全体で感じる重みも圧迫感があります。

スコップで砂をかけられるのもあまりいい気分ではありませんでした。戊にとって己はコントロールできない対象なんでしょう。

そして、貧乏性の私は、10分程度の砂風呂のために洗い立ての浴衣を砂まみれにするのも気に入りません。これを洗濯するためにかなりの手間がかかるのでは。気にし始めると、スコップ係の人の人件費まで考えが及びます。

 

五行の喜忌を体感できた貴重な体験でした。

 

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指宿は別名「東洋のハワイ」。南国気分あふれるリゾート地でした。