翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

最高のタイミング

あしかがフラワーパークに行きたいと思ったのは20年も前のことです。
地下鉄の駅のポスターで満開の藤の花を見て、なんてきれいなんだろうと思いました。でも、その時の私は締め切りから締め切りに追われる日々の連続で、藤の花が咲く4月末はゴールデンウィーク進行の真っ最中。とても足利まで出かけるゆとりはありませんでした。

占い原稿がメインの仕事になり、スケジュール調整ができるようになって、あしかがフラワーパークに行くことができました。2年前のことです。連休明けに行ってみると、藤の花は終わりかけでした。
そして、今年は連休前を狙ったのですが、少し早すぎました。


藤の花は満開少し前ですが、晴天が広がり気持ちのいい一日でした。

連休前でもJR上毛線はけっこう混んでいましたし、フラワーパークも大盛況。世界の夢の旅行先9カ所に選ばれたこともあり、海外からの旅行者も団体でやって来ていました。

前回、パーク内でバーベキューがおいしそうだったのですが、昼食を済ませた後だったので「次はぜひ」と思っていました。


4月下旬の気持ちのいい日、花を愛でる人々をながめながら肉や野菜を焼くと、しみじみ幸せな気持ちになりました。

あしかがフラワーパークの前夜は、小山(おやま)に宿泊。日帰りも可能だったのですが、非日常感を味わうために一泊旅行にしました。

ビジネスホテルでもらった地図を頼りに訪れた居酒屋が最高でした。
旅先で居酒屋を選ぶ際の基準は「吉田類だったらこの店に入るかどうか」。その土地に根付いた個人経営っぽい店を狙います。

小山の居酒屋「家庭料理よかよか」は、ご夫婦で切り盛りしており、おかみさんは新潟出身。
新潟から送られてきた魚介や味噌、日本酒、そして地元で採れた山菜料理。他にお客さんがいなかったせいもあり、まるで田舎の親戚を訪ねているかのように歓待されました。

締めに鮭おにぎりと味噌汁を頼むと、おかみさんはおもむろに鮭を焼き始めました。「おにぎり一個のために鮭を焼くんですか」と声をかけると「だってそのほうがおいしいでしょう」とのこと。
鮭おにぎり180円なんですけど…。
そして味噌汁には、あさりがどっさり入って、なんとも豪華なおにぎりセットとなりました。
常連になりっこない一見の客にここまでサービスするとは。

あしかがフラワーパークの後は、念願の足利学校も見学でき、充実した旅でした。
次は、藤の花のライトアップを観たいし、宇都宮まで足を伸ばしてみるのもいいかも。
旅に行けば行くほど、次に行きたいところが増えてきます。
思い立ったが吉日、どのタイミングでも、それが最高のタイミングです。