翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

幸不幸は自分が決める part2

遠方の両親の後始末が面倒でたまりません。

実家に帰るとストレス解消のためにアルコールに手が伸びます。両親は飲まないので、もらい物の酒が死蔵されていて、せっせと飲んでいます。

 

実家と同じ市内に兄一家が住んでいます。

兄の奥さんは家事が得意で家はいつもすっきり片付いています。兄は何でも溜め込むタイプなので、自分の荷物は実家に持ち込みます。

荷物はどんどん増え、実家で私が寝室として使っている部屋も侵食してきました。部屋の入り口からベッドまで、段ボールの隙間を通らなくてはいけません。

 

実家ではストレスが溜まるので、つい飲みすぎて足元がおぼつかなくなりベッドに向かっていると、右足の親指を思い切り段ボール箱にぶつかけてしまいました。

そのまま寝たものの、朝になると紫色のあざが出ているし、歩くと痛い。耐えられないほどの痛みではないので、だましだまし過ごしました。ネットで検索するとあざは1週間くらいで消えるそうです。

 

1週間たって、あざは消えたものの、なんとなく痛い。念のために整形外科を受診しました。

レントゲンを撮って、医師から「骨折しています」と告げられました。

 

骨折! 

足が痛くても運動不足になってはいけないとスポーツクラブのズンバのレッスンにも欠かさず出ていたのです。

あまりのことにどっと落ち込む私に医師はこう言いました。

「運がいいですよ。この程度ですんで。自分で歩いて病院まで来たんですからね」

そりゃあ、歩くこともできなかったり、松葉杖の患者を相手にしていたら、私はきわめて軽症に思えるでしょう。

 「なんて運が悪いんだろう」と落ち込みましたが、医師のことばで考えが変わりました。

骨折というのは大げさな表現で実際は骨にひびが入った程度ですが、本当に骨折したら歩けなくなって、仕事に穴を開けるところでした。ライターの仕事は骨折してもパソコンとネットさえあればできますが、教師の仕事は決められた時間に決められた場所にいなければなりません。学生なら欠席や遅刻もできますが、教師は厳禁。代講の先生が見つからなければ這ってでも教室に行くしかないでしょう。

 

多少の痛みがあっても歩けるし、授業に支障もない。スポーツクラブにも行ってた。この程度の骨折ですんだなら、医師の言う通り運がよかったのかも。

改めて駅や街を見渡すと、杖をついていたり歩き方が不自然な中高年が目立ちます。今回の足指の骨折はこれから迎える老いの予行演習のようなものです。

 

運がいい、悪いというのは明確な基準があるわけでなく、自分で決められる。

そして自分は運がいいと思うほど、運がよくなっていくような気がします。

 

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 いすみ鉄道の駅で会った猫。狭い隙間もするりと通り抜ける猫は骨折なんてすることもないでしょう。

 

幸不幸は自分で決められると英語で学ぶ仏教講座で教わりました。

 

bob0524.hatenablog.com