翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

尾野寛明さんは「風の人」

朝日新聞の土曜版フロントランナーに尾野寛明さん登場。

 

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尾野さんとは島根で三度、東京で一度お目にかかったことがあります。

 

占い学校で知り合った親友の優春翠から、島根と関東の二拠点生活を送る計画を聞いたのは10年ほど前。当時は、島根はとても遠いイメージがあり、そんなことが可能なのか半信半疑でした。

彼女に誘われて島根に遊びに行き、「おもしろい人がいる」と紹介されたのが尾野さんでした。当時の尾野さんは島根と東京を2週間ごとに行ったり来たりしていました。

その後、小野さんは地域再生のキーパーソンとして島根だけでなく、全国各地を飛び回るようになりました。現在は「3日と同じ場所にいない」「1週間動かないと体の調子が悪くなる」とのことです。

 

フィンランド人ジャーナリストのアンネを連れて島根に行ったときも尾野さんがたまたま滞在中でした。

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尾野さんは「風の人」。

地域に新しい風を吹かせ、滑り出したら『あとは頼んだ』といなくなる。 (ローカルジャーナリストの田中輝美さん)

「風の人」と呼ばれることについて尾野さんはこう語っています。

土地に根ざしている「土の人」と対比して、地元に根づかない人という意味ですよね。どうせいなくなるのに無責任だと僕も批判されました。でも土の人は風の人を使い倒してくれればいいんです。違う考え方や情報、人脈だってもっていますから。<中略>

いろんな人を紹介したり、連れてきたりして火を起こすのが僕の役回り。あとは地元の人がやる方がいい。

 

東洋占術の基本である陰陽五行は木火土金水。「木」は自然界では「風」です。風は新しい情報であり、人脈。風を活用することで「火」は勢いよく燃え上がって「土」は肥沃になり、豊かな実りがもたらされます。

風水では、「気」のよどみを嫌います。閉め切った家、何年も開けていない納戸や引き出し、段ボール箱は家の気を停滞させます。

 

尾野さんレベルのスケールの大きな「風」でなくても、毎日の生活にちょっとした風を取り入れるようにしています。

ワンパターンの料理ではなく、新しいメニューを試したり、通勤の経路をちょっと変えてみたり、読んだことのない作者の本に手を伸ばしたり。

土地に根ざして生きる「土の人」はまじめで立派な生き方ですが、それだけでは行き詰まってしまうし、第一、おもしろみに欠けます。風を上手に取り入れて、発見のある毎日にしたいものです。

  

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