翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

たった1回の腕立て伏せから始める

たいした仕事はしていないのに、何かに追い立てられているような日々。さっさと片付ければいいのに、つい先延ばしする癖があるからです。

 

これは週刊誌の原稿を書いていた職業病の一種です。早めに原稿を書いても、大きな事件が起きるとテーマが変わったりページ割が変更されて文字数がぐっと減ることがあります。だったらぎりぎりまで待って一気に書き上げたほうが臨場感のある原稿になるのではないか。書き直しの無駄なエネルギーも使わないし。

 

今はそんなに切羽詰まった仕事もしていないのだから、流されてばかりではなく、何か蓄積したい。

大変だ大変だと騒いでいるけれど、本気を出せばすぐにできる仕事をだらだら先延ばししているだけです。

対策のために自己啓発系の本をあれこれ読んでみて、実践できそうだったのがこの本です。

小さな習慣

小さな習慣

 

 なにしろタイトルが『小さな習慣』。

いきなり大それた目標(30分のエクササイズ)を立てて挫折するのではなく、小さすぎて失敗すらできない、ちょっとしたポジティブな行動(腕立て伏せ1回)から始めるのです。

モチベーションに頼るのではなく、とにかく習慣化すること。たった1回の腕立て伏せなら、サボる気も起きません。

 

私は易の勉強に応用してみました。

易経64卦、それぞれの卦に6つの爻(こう)があります。64の卦辞に384の爻辞。これを毎日少しずつ学ぶことにしたのです。

卦辞は1日1つ。64日で64卦が復習します。爻辞6つはちょっと負担が大きいし、1爻だけでは短いので1日3爻、2日で1卦としました。

2つの占い学校で周易の講座を一通り受け、湯島聖堂でも学びました。

易を学んだことは、東洋占術の開運原稿の執筆に大きな助けとなりました。手を変え品を変え、延々と開運記事を書き続けていられるのも、易の知識があるからこそです。森羅万象が6つの陰陽の組合せで語られるのですから、あらゆるヒントが詰まっています。欧米ではストーリー展開を易経にゆだねる小説家もいると聞きましたが、読むたび新たな発見があります。

 

「小さな習慣」は複数にしてもOKです。

筆者のスティーヴン・ガイズ氏も、何でもいいから毎日50ワードの文章を書く、そして毎日2ページ以上の本を読む、週に3回ジムに通う(腕立て伏せ1回チャレンジから発展したもの)の3つを実践しています。

 

そこで私は、易に加えてマンガを使って日本語を解説している洋書を1日1ページずつ読むことにしました。

 

Japanese The Manga Way: An Illustrated Guide To Grammar And Structure

Japanese The Manga Way: An Illustrated Guide To Grammar And Structure

 

 本来なら一気に読んで授業で活用したいところですが、300ページ近くあるので無理です。買ったまま積読にしておくより、1ページずつでも読み進めば1年もたたないうちに完読できます。

平易な英語だし興味のあるテーマなので、1ページ以上読みたいと思うことが多いのですが、今は1ページのみ。習慣として完全に定着したところで、余裕があれば2ページに増やします。

 

ぱっとしない一日でも、とにかくこの2つをやっただけで、ま、いいかという気になります。余力があるのでもっと習慣を加えることもできそうですが「もっとやってもいい」と思えるレベルでしっかり定着させることが成功のコツ。欲張らずにとりあえずはこの2つの小さな習慣を続けてみることにします。

 

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 沖縄・恩納村のリゾートビーチの灯台。小さな習慣は毎日の生活の針路を示す灯台のようなものです。