翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

旅に行く前、帰った後

今年の3月から日本語教師として働き始めたため、長期の海外旅行になかなか行けなくなりました。
その代わり、2〜3泊の国内旅行にちょくちょく出かけています。

日常と離れた場所に身を置くと、発見があり、気分も新たになります。行き詰まりを感じていることも、まあなんとかなるんじゃないかと、気楽に考えられるように。

思い立った時に旅に出られるのなら楽しいでしょうが、九星気学を学んでからは、万年暦で吉方をチェックして計画を立てるようになりました。
どうせ旅に出るのなら、できるだけ吉方を選びたいもの。その地の気を最大限に受けるために温泉があるのが望ましい。そんなわけで、今後数年間の旅行の予定が埋まっていきます。

旅は、出発前が一番楽しいのかもしれないと思います。情報を集め、プランを立てるうちに期待が膨らみます。

その反対に「帰る時が一番うれしい」という人がいました。
20年以上前、アイルランドを3ヶ月ほど旅しました。イギリスからフェリーでアイルランドへわたる時、上品な老婦人と同席しました。
イギリスを旅してアイルランドに帰るところだといいます。
「旅行は楽しいけれど、こうして帰る時が一番うれしい。自分のうちが一番落ち着くから。うちに帰る喜びを味わうために旅に出ているようなもの」

若い頃の私は、世界のあちこちを旅してみたくて、老婦人の気持ちがあまり理解できませんでした。帰国したらまた働かなくてはいけないというプレッシャーもあり、旅の終わりをあまり想像したくなかったのです。でも、年を重ねるうちに、旅からの帰り道もうれしいものだと思うようになりました。


8月下旬の裏磐梯は秋の気配に満ちていました。