翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

人食いトラを飼いならす

東洋の命術で最初に学んだのが四柱推命だったため、算命学とは無縁でしたが、天海玉紀さんの影響で興味を持つようになりました。

玉紀さんつながりで易を一緒に学ぶようになった夏瀬杏子さんの「十二大従星ワークショップ 天将星・天報星」に参加しました。
http://annco.blog.jp/archives/1059358639.html

十二大従星は、運気の変転を胎児から子供、青年、大人、引退、死という人生の流れになぞらえたもので、動物に置き換えれば、かつて大人気だった「動物占い」となります。

今回の天将星と天報星は、トラとオオカミ。私は初年期がオオカミで晩年期がトラです。
杏子さんによると、天将星持ちは「若い時に苦労することで本領を発揮できる星」。甘やかされた天将星は、たちが悪い。なにしろ、別名「帝旺」で強さの極みにあるため、転落しやすいのです。

私は若い頃にあまり苦労していない野放しの天将星なので、人生を誤ったかと思いましたが、今こそ苦労の時期ではないかと思い至りました。
日本語学校、外国人の学生との交流は楽しいけれど、新任講師としてはけっこう胃の痛い思いをしているのです。授業の準備には時間がかかるし、30年近く組織に属さずフリーランスでやってきた私は、上から頭を押さえつけられるのが本当に苦手です。

親しい友人数人には「どうしてこんな大変なことをやっているのか、わからなくなる」と愚痴をこぼすのですが、「それなら辞めたら?」という反応は皆無です。「それは自分が成長しているということ」「続けていたら、そのうち得るものもあるから」とアドバイスされました。どうやら周りは、私はもう少し苦労すべきだと考えているようです。

杏子さんの天将星の説明に「エネルギーを外に向け世のため人のために使うのがよし。内向すると周りに迷惑をかける」とありました。
天将星はとにかくエネルギーが有り余っている星ですから、ヒマだと周りに干渉して辟易されます。私にアドバイスしてくれた友人は、うすうすそのことがわかっていて、忙しく過ごすことを勧めているのでしょう。

年齢的には、リタイアを視野に入れて、優雅な趣味や丁寧な暮らしへのあこがれもあるのですが、実際にそんな暮らしを始めたらすぐに飽きてしまいます。天将星持ちは心の中にトラを飼っているようなもの。ちゃんと飼いならさないと、人食いトラになってしまいます。

占いを学んでいると、人生はフェアではなく、人はみんな違うと思い至ります。特に東洋占術では、無駄な努力をせずに、自分の偏りを活かす道を考えろといった割り切った見方をします。
がむしゃらに頑張るのに向いていない人に無理強いすればつぶれてしまいますし、エネルギーを持て余すタイプはひたすら発散するしかありません。


こちらのトラは、今年はほぼ終了?