翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

柔軟宮人間グランドクロスと二人のクイーン

阿佐ヶ谷七夕祭りまであと半月。今年も占いイベントを開催します。

総監督は桜田ケイ先生。脇を固めるのが天海玉紀さんとmaruさん。
ある水曜日の夜、4人がタロットバー・アーサに集まりました。

玉紀さんとmaruさんと私の3人は、maruさん(魚座)を中心にして、玉紀さん(双子座)と私(射手座)が向き合うように座ります。
そこに乙女座のケイ先生が加わると、柔軟宮人間グランドクロスの完成。
一応、打ち合わせという名目があるものの、「そのようになったらその時のこと」でゆるゆると流れて終了。特定の組織とは関係なく、フリーな立場で占い師が集まるイベントだから、そんなものでいいでしょう。
もう6年目になると聞き、自分でもびっくり。パールセンターの美容院の一画で始まった1年目は、頼まれたからやってみようという軽い気持ちで、こんなに続くとは思っていませんでした。
ケイ先生のお人柄で、今年も多彩な顔触れの占い師が集まりそうです。
今年は、8月5日(金)〜9日(火)の5日間。13時〜20時が占いタイムです。

七夕占いイベントの話はそこそこに、なし崩し的にケイ先生の1枚引きタロットへ。

maruさんのカレーメニューの迷いには、すっきりした占断が。
http://ameblo.jp/goldenhumor/entry-12179385130.html
(このイベントでは私の風水開運講座もあります)

私が知りたかったのは、作文を教えている日本学校での今後の成り行き。出てきたのはカップのクイーン。
「学生から慕われる先生を目指し、学生を評価しないで」とケイ先生。
うんうん、確かに。一般のクラスとは違い、私の作文のクラスでは、学生がそれぞれ書きたいことを書くように指導しています。白紙の状態では書けない学生には、パターン別の作文ドリルを渡しますが、3タイプ用意して、好きなものを選ばせます。「どれもやってみたい」と言うならそれもOK。
そして、自由なテーマで書きたい学生には、参考になるような資料を渡します。
中には、ひらがなもおぼつかないのに作文のクラスを選択する学生もいます。日本人顔負けのエッセイを書くかたわらで、「あいうえお」を練習している学生も。まるで西部開拓時代の小村に一つしかない学校のような状態です。

先日、新任のディレクターと作文のクラスについて話し合いました。
「一般の日本語学校では、テーマを与えて一斉に書かせますが、ここでは、一人一人が好きなことを書くようにしています」と私。
「文法は間違いを正す授業。作文は広げていく授業だから、その方針で続けてください」とディレクター。

学生は1週間単位でコースを組んでいて、最短2週間から1年以上という学生も。入学も随時で、毎週、新しい出会いと別れがあります。
今週は、日本人顔負けの文章を書いていたニュージランド人学生が修了。
「文法のクラスは、次々に反応しないといけないけれど、作文クラスは、自分のペースで考えらえるからよかった」
と、うれしいコメント。「早く書きなさい」「あと何分です」なんて言ったことはありません。日本での生活に疲れてぼーっとしたい時もあるでしょうから、学生から声がかからない限り、介入しないことにしています。

もう一つ、タロットを引いたのが「授業を離れて、学生との交流」。不公平感さえ与えなければ、授業後に学生と交流してもいいことになっています。
出てきたカードはワンドのクイーン。
先日、3ヶ月熱心に学んだイタリア人学生とランチを食べました。「いったん帰国しますが、またすぐに日本に来たい」という学生に、どんな可能性があるか話し合いました。
ケイ先生のアドバイスは「仕事や利益はいったん外に置いて、おもしろいと思ったことを進めていく。そのプロセスで自分も変革していく」。

日本語教師になろうと思い立ったのは、カウチサーフィンより深く外国人と交流したかったから。二人のクイーンは向かうべき理想の姿です。


古き良きアメリカの時代のハウスワイフタロット。カップのクイーンは水割りを飲ませながら「それであなたはどう思う?」と、どんどん作文を書かせ、ワンドのクイーンは「露払いしてあげるから、あなたはどんどん先に行って」と促しているかのようです。