翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

めだかの学校の先生

国内の日本語学校は3ヶ月間を1期として1年4期のところが多いようです。

この4月から新任教師として教え始め、ようやく1期が終わりました。

日本語教師養成講座では「最初に教えるクラスは練習台のようなもの。そこで失敗して学ぶことで慣れていく」なんて裏話を聞きましたが、こんな教師に当たってしまった学生は本当に気の毒です。

失敗続きの3ヶ月間でした。最初の頃は、教えるだけで精一杯で時間を忘れることもしばしば。休み時間なのにまだ授業を続けていることもありました。
「うわ、どうしよう」とあせる私に、学生たちは「大丈夫、大丈夫」と声をかけてくれました。そのうち、発言のついでに「先生、そろそろ休み時間ですよ」と教えてくれることも。
『めだかの学校』じゃありませんが、誰が生徒か先生かわからない状態でした。

漢字の授業にも苦労しました。パソコンで原稿を書いてばかりいると、漢字が書けなくなります。「はね」や「とめ」を意識して正確に漢字を書くのは日本人にもむずかしいものです。
小学生用の漢和辞典を使って授業の下調べをしていたのですが、書き順もかなり自己流だったことに気づきました。

それでもなんとか3ヶ月。「やめたい」と思ったこともあったのですが、学期途中で投げ出すと学校に多大な迷惑をかけるので、なんとか踏ん張りました。日本語教師養成講座では「どうしても合わない学校だったら3ヶ月だけ働いて辞めればいい」と言われていたので、最低限の日数はなんとかクリアできたわけです。

先行きを見届けたい優秀な学生もいて、できれば長く続けたいのですが、それは成り行き次第。「とりあえず3ヶ月」を念仏のように唱え、7月から新たな3ヶ月を迎えます。


伊東で乗った海中遊覧船から。