2月初めにフィンランドからやってきたユハナとユホ。
http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20160211/1455155235
20日間の日本滞在を終え、フィンランドに帰国する前日、うちに寄ってくれました。
ユハナには日本好きの友人がたくさんいて、おみやげをリクエストされています。
折り紙、筆ペン、漫画を描くための参考になる漫画、フリーズドライの味噌汁、七味唐辛子、味の素、緑茶…。それに日本からの絵はがきがほしいという友達もいるそうです。
買い物リストを手に、地元の商店街でお買い物。
デフレ日本の象徴ともいえるダイソーは、外国人旅行者にとって天国です。「うわ、これが100円?」と感動しつつ、折り紙と筆ペンを購入。浮世絵6種24枚入りの千代紙は私も欲しくなって買いました。
漫画はストーリーではなく絵のタッチが参考になるものを探したいというので「セカンドハンドでもいい?」とブックオフへ。フィンランドには競馬がないので、競馬漫画が珍しいと購入。200円です。
郵便局にも出向き、宛名はユハナが書き「日本語でメッセージを」と頼まれ、文面は私が書きました。日本にあこがれている日本オタクでしょうか。
フィンランドまで国際郵便のハガキが70円で送れるというのに二人はびっくり。物価高で消費税24%のヘルシンキから円安の日本に来れば何もかも安く感じるのでしょう。
買い物の最後に商店街のお茶屋さんへ。
スーパーではなく専門店に行ったのは、3年前もユハナはここで量り売りのお茶を買い、とても親切にしてもらったからです。
小さなお店で、ご夫婦で切り回しているのでしょう。前回は奥さんが接客してくれましたが、今回はご主人です。
昆布茶に興味を示すユハナ。試食させてもらいましたが、昆布をかじってもしょっぱいだけ。
「熱湯を注ぐと、お茶とスープの中間みたいなものができる。日本人は昆布で出汁を取るから」と説明すると、自宅で時々寿司パーティーを開くというユハナは自宅用に購入。
ご主人の勧めで量り売りのお茶を選ぶと、お土産用に丁寧に包装され、英文の説明書も入れてくれました。しかも値引きまでしてもらい、本当に親切なお店です。
お茶屋さんの店頭で。
フィンランドから来たというと、別れ際に「ダンケシェーン」とご主人。英米人じゃないから、英語じゃなくて…と、出てきた言葉でしょう。
阿佐ヶ谷から高円寺まで歩き、途中、阿佐ヶ谷アニメストリートに寄りました。
ゲームやカードのショップを経営しているユホの参考になるかと思ったのですが、閉店が目立ち寂しいスポットになっていました。
「ここにリトル・アキハバラを作る計画だったんだけどね」という私に「立地が悪いのかな?」とユホ。アニメや漫画なら何でも商売になるというわけではなさそうです。
昼食は高円寺で。タッチパネル(英語切替え可)で注文するハイテク回転寿司です。
「寿司は年に何回食べる?」と聞くと「会社の近くに寿司屋があるから週に1回は食べる」というユホ。
ユハナは自分で寿司を作って人に食べさせるほどの腕前です。
「だけど、食材が限られるからね。日本の寿司の水準には到底及ばないよ」と二人。
今回は我が家に泊めることはありませんでしたが、旅の始まりと終わりに二人に会えたのはとてもうれしいことでした。
2、3年後にユハナはまた日本に来るといいます。次に会うのはヘルシンキか、それとも東京でしょうか。