翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

風通しのいい人生

フィンランドの新聞記者、アンネが日本に来ています。
セイナヨキでお遍路の写真展を開くために、今回の来日は四国での撮影が中心です。

アンネと最初に会ったのは2013年6月。彼女が一人で歩き遍路をやり通し、東京に戻ったときです。
http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20130616/1371342908

2014年は剣道の道具を揃えて稽古に通い、初級を取得。島根県川本町にも一緒に行きました。
http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20140720/1405819477

1年ぶりの再会で話すことは山のように溜まっています。
アンネはフィンランドでも剣道の稽古を続け、高知でも剣道ができる場所を見つけたそうです。東京では武道館で世界剣道選手権を3日にわたって観戦しました。

「こうなったのもすべてあなたのせい」とアンネは冗談ぽく言います。
「あなたがセイナヨキに遊びに来たとき、図書館で剣道クラブの告知を一緒に見つけて、その後、東京でいい先生を探してくれて、そして今や私は立派な剣道フリーク!」

私だって負けていません。
「私がこの年になって週2回、学校に通うようになったのは、すべてあなたのせい。あなたが東京で語学学校に通って日本語を勉強しているのを見て、日本好きのフィンランド人と交流するためには、日本語教師になればいいと思って、資格に必要な420時間の講座を受けることにしたのだから!」

ひとつのことが起きれば、次へとつながっていき、思わぬ展開がもたらされます。

日本語のことわざでは「風が吹くと桶屋が儲かる」?
"If the wind blows the bucket makers prosper."
直訳では通じません。

"Any event can bring about an effect in an unexpected way."
「どんなできごとも予期せぬ効果をもたらす」という言い回しも辞書に出ていました。

そして、チャールズ・ディケンズの『ピクウィック』
"It's an ill wind that blows nobody any good."
「誰のためにもならない風は吹かない」、「甲の損は乙の得」と訳されています。

カウチサーフィンを通じて主にフィンランドからの旅人と交流してきましたが、東洋占術では、旅は「風」で象徴されます。易なら巽(そん)の卦、九星気学なら四緑木星
新しい風が入らないと、気がよどんで停滞します。第一、退屈です。「風通しのいい人生」が私のテーマです。


代官山の寺カフェでランチしました。
仏教を英語で学ぶようになったのも、四国の歩き遍路をやり通したアンネの影響です。