翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

暮らすように旅したい

マホロバマインズ三浦の2泊3日プチ断食は、相部屋で申し込んでみました。

伊豆高原の断食施設・やすらぎの里に1週間滞在した時は個室にしたのですが、結局、宿泊者同士で過ごすことが多かったのです。
読書やネット、映画では、食事のシーンが出てくると集中できませんから、つい断食中の仲間とおしゃべりして時間をつぶしていました。

これなら大丈夫だろうと持ち込んだ本。

イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)

イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)

スターリン時代のソ連強制収容所の一日を描いた小説です。
しかし、収容所でも食事は出ます。野菜汁(バランダー)と粥(カーシャ)。救いようのない状況なのに、断食中に読むと、収容所の粗末な食事がとてもおいしそうに感じられて読み進められませんでした。

マホロバマインズ三浦は、リゾートマンションをホテルに転換しているらしく、部屋が広く(平均89㎡)、そんなところに一人で過ごすのもわびしいだろうと思ったのも、相部屋にした理由です。
わざわざ断食に来るような人なら気が合う確率はかなり高いはずです。

相部屋になった女性は、関東各地の断食施設を体験していて、あれこれ貴重な情報をもらえました。

リビングルームを共用し、寝るのは個室。日中はそれぞれのペースで運動したり温泉に入ったりで、ほどよい距離感で過ごせました。
シェアハウス暮らしも、プライベートなスペースがしっかり確保されていれば、とても快適でしょう。

そんなことを考えたのは、先日テレビで、音楽をテーマにしたシェアハウスを見たからです。
バンドをやっている若者たちに混じり、若い頃は音楽の道を志したけれど会社員となり、定年まで勤め上げてようやく好きな音楽に戻れたという男性がいました。自宅にはそのまま家族が住んでいて、一人でシェアハウスへ移住。
音楽という共通のテーマがあるから、年齢差があっても、和気あいあいと暮らしているようすでした。

年齢の離れた人と付き合うのはいろいろと気を使うことがありますが、年齢が近いからといって気が合うわけではありません。

冬は南国、夏は北国に滞在といったライフスタイルが理想ですが、短期のシェアハウスという選択肢があれば、かなり実現の可能性が高くなります。airbnbを試してみるのもおもしろそう。
不在にしている東京の自宅は信頼できる人に長期貸しできれば、逗留先の滞在費の足しになります。
カウチサーフィンだって、最初は「会ったこともない外国人旅行者を自宅に泊めて大丈夫だろうか」と思ったものですが、やってみればとても楽しく、年齢の離れた外国の友人ができました。

そして、世界のどこでも健康に暮らせる体力、心穏やかに過ごせる精神力を養って、世界で役に立つようなちょっとした技能を身に付けるのが、将来の理想です。