来たるべき2015年、乙未(きのとひつじ)の年。
新しい年の運勢を考える時、私はいつも六十干支を人に見立てます。
四柱推命では生まれた日の六十干支を本人としますから、日干が乙未の人は私とどんな関係になるかを考えるのです。
2014年の甲午(きのえうま)は、大いに警戒しました。
甲午は、私の四柱推命の命式に緊張をもたらすからです。
そのため未のお守りを始め、未の日に生まれた友人と行動を共にするように心がけ、今年は海外にも行きませんでした。
カウチサーフィンも新しい人をホストすることはなく、去年知り合ったフィンランド人のアンネだけ。
運気が悪い時は新しいことを始めるのはなるべく避けますが、その前から継続していたことは可とします。
http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20131128/1385604836
来年の六十干支・乙未は私にとっては好相性なので、かなり期待していますが、人によっては未が不運をもたらす場合もあります。
まず、丑の日生まれの人。
十二支を円形に並べると、丑と未は180度の対角線上にあるため、対立しやすいのです。東洋占術では冲(ちゅう)。西洋占星術でいうオポジションです。
そして、未と刑(けい)の関係にある戌の日生まれの人。丑は未と冲であると同時に刑なのでかなり危険です。
自分の生まれ日の十二支は、無料の命式作成サイトなどで調べることができます。
未からのダメージを少なくするために、香港の大物風水師、レイモンド・ロー師は午のペンダントを勧めています。
日本では年男、年女はおめでたいイメージがありますが、中国文化圏では「犯太歳」として凶とみるらしく、未年生まれの人も対象となっています。
未と午は支合(しごう)の関係にあり、引かれ合います。午を目にすると、未は丑や戌を攻撃するのを忘れ、午とくっつこうとするからです。
西洋では馬蹄は幸運のシンボルですから、馬蹄形のアクセサリーもとてもいいでしょう。
あるいは、エルメスのスカーフや財布など。初代のティエリ・エルメスは、馬具の職人だったからです。