翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

午年戌月は寅方位(東北東)へ

東洋占術では時間と方位を十干・十二支で表します。
今年(2014年)は午年ですが、単なる午年ではなく甲午(きのえうま)の年。
この9月は癸酉(みずのととり)月。来は甲戌月(きのえいぬ)月です。

方位は北が子(ね)、南が午(うま)、東が卯(う)、西が酉(とり)。
鬼門の北東を「うしとら」、裏鬼門の西北を「ひつじさる」と呼ぶのも、十二支由来です。

西洋かぶれで暗記が苦手な私は、占い学校の四柱推命九星気学の講座でけっこう苦労しました。方位盤では南を上にして北が下で地図とは逆のために、混乱したものです。
しかし、繰り返し原稿を書いたり鑑定で使っているうちに、十二支に慣れてきました。
今年が平成何年か、とっさに思い出せないこともあるのですが、甲午の年ということは決して間違えません。

東洋占術を学んでよかったのは、吉方取りを自分で計画できること。雑誌やネットで吉方位はわかりますが、時間と方位の意味から「この時期にこの方位に行けば、こんないいことがある」と具体的にイメージして出かけるのは、開運効果がかなり高いのです。
私にとって吉方取りは、肯定的な断言をするアファーメーション(affirmation)のようなものです。

アファーメーションとしての吉方取りpart1
http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20121104/1351985492

アファーメーションとしての吉方取りpart2
http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20131006/1381029053

「そんなのは迷信」「気のせい」と言われても、反論することはできません。吉方取りをした場合としない場合の運気の比較は、タイムマシンがない限り不可能だからです。
吉方に頼らなくても、幸運を引き寄せる自信のある人は、信念の通りに立派に生きてほしいものです。旅行好きの私は、単に旅をするのではなく、開運祈願も込めてあちこちに出かけます。

吉方取りにはさまざまな流派があり、微妙に吉方位が異なる場合もあります。
私が主に使うのは年、月、方位が十二支の三合となる吉方取りです。

正三角形は自然界で最も安定した形と言われるのは洋の東西を問いません。西洋占星術では牡羊座・獅子座・射手座など同じエレメントの星座の組合せが好まれるのと同じように、十二支を円形に並べて正三角8形となるグループは大吉です。
申子辰(さるねたつ)、寅午戌(とらうまいぬ)、巳酉丑(みとりうし)、亥卯未(いうひつじ)は呪文のように何度も唱えて覚えました。

今年は午年。そして来月(10月8日〜11月6日)は戌月。となると、ぜひとも寅方位(東北東)に行かなくては。
東京から見て寅方位の大洗に行くことは、親友の優春翠と数年前から計画していました。

今年の6月は午年の午月で、私の日干が午で大運も午。東洋占術では重なりを嫌いますし、午と午は自刑という凶関係にあるので、6月に何か悪いことが起こるのではないかとずっと心配していました。
しかし、優春翠は「そんなことはない」と断言するので、午月を無事にやりすごして戌月に太平洋を見下ろす海辺の宿の部屋で「本当に、何も起こらなかったね」と笑い合うシーンをビジュアライゼーションしてきたのです。

結局、6月は悪いことが起こるどころか、フィンランドから来たアンネと楽しく過ごし、いよいよ来月は大洗へ。ホテルはもう予約しました。奮発して露天風呂付き個室です。

来年の未年は亥と卯方位が吉方になるはずですが、卯方位は年盤で暗剣殺、卯月の亥方位は月盤で五黄殺のため使えません。次に年・月・方位で三合が取れるのは2016年の12月。

三合を使わず、九星盤のみで吉方を取ることもできますが、三合のいいところは落語の三題噺のように、開運ストーリーを作れることです。九星気学と易はルーツが同じですから、易を学ぶことで吉方取りのストーリー作りが容易になります。原稿の展開に行き詰ると易を立てる小説家がいると聞いたことがありますが、八卦の象徴を組み合わせることであらゆる物語が生まれます。

たとえば巳酉丑でしたら、巳=巽卦で社会的信用、酉=兌卦の喜び、楽しみを人に与えるビジネス、丑=艮卦で蓄財といった具合。
一昨年の辰年、私は申子辰の三合を取りましたが、申は坤卦で母親や主婦ですから、部屋の片付け、カウチサーフィンのホスト。子は坎卦で北を象徴し、私の場合は「フィンランド」という象意がクローズアップされました。辰は巽卦で遠方、旅行の意味がありますから、フィンランド旅行を満喫したわけです。

今回の大洗旅行では、寅午戌のどんな物語ができあがるか、あれこれ展開を考えているところです。


旅先で猫と会うのも、私にとっては開運の兆しです。
猫は夜型の動物ですから八卦では坎、そしてするりとどこにでも侵入することから巽で示されます。「行方不明の猫がどうなったか」を占って易を立てるなら、坎や巽の状態を見るわけです。