七夕祭りの占いイベントで天海玉紀先生と知り合ったことは、去年起こった幸運のうち、最も大きなものの一つです。
フィンランド旅行を前に、5日間を仕切るのがむずかしくて、中野トナカイの日下ゆに先生に声をかけたのがきっかけ。
1日ぐらいは参加しようと選んだ日が、偶然、玉紀先生と同じ日だったのです。
スピ系の人は「偶然はない、すべて必然だ」のような言い方をしますが、周囲の方々の要望に応えてイベントを続けてきたことへのご褒美のような気がします。
占い鑑定だけでなく、ご自身の鍼灸院もお持ちの玉紀先生は超多忙の身ですが、時間を見つけてはお会いして占い談義に花を咲かせます。
気がつくと「あ、もうこんな時間!」と驚くぐらい長時間が経過しています。
親友の優春翠と会ったときも同じですが、占いという共通言語があるため、どんどん話が発展していくのです。
そして、話した内容を反芻して、お互いのブログに書きます。
ブログのアクセス数を増やして多くの人に読んでもらうのを目指すのもいいですが、こうして気の合う人との往復書簡のように活用するのも楽しいものです。
前回、これを書きました。
d.hatena.ne.jp
すると玉紀先生の返答エントリー。
tamayura10.blog123.fc2.com
ふらふらと海外を放浪したり、打算的な原稿書きをこんなに素敵に表現してくださるなんて感動です。
私の金星火星ラインの山羊と蟹は、つまらない星座の筆頭だと思っていたのに、玉紀先生のおかげでなかなか悪くないなと思えるようになりました。
海外を旅するのに、カウチサーフィンで宿泊代は無料になったとしても、飛行機代は必要ですし。
玉紀先生はこんなことを書いています。
私にとっては山羊×蟹ラインは、1ー7ハウスの重要なポジションなのですが、残念ながら私はそこに天体がひとつもありません。でも、自前で持ってなかったら、人から学べばいいのです。(これが西洋占星術の考え方のいいところのひとつだ!)自分にないものは、人と組むことで強化していく、と考えるのです。
四柱推命では、自分にとって必要な五行は大運、流年を待ったり、人間関係で補って開運すると教わりましたが、西洋占星術も同じです。
私を開運させるのは双子座です。私には風のエレメントがまったくなく、中でも双子座は私の太陽星座である射手座に最も刺激を与えてくれます。
キーパーソンとなった人のホロスコープを見ると、太陽・月・水星・金星・火星の主要5惑星のどれかに双子座を持っていることが多いのです。
玉紀先生は太陽・水星・金星が双子座で、ボブ・ディランと全く同じ。
ただし、友達の五行や星座を使って開運するといっても、あらかじめ誕生日をチェックしてつきあい始めるというのは、あまりうまくいきません。
人間が運気をコントロールできる範囲には、限界があるのです。
以前、四柱推命の講座に妊婦の方が通っていて、「運のいい命式にするために、帝王切開で産む日を選ぶのはどうだろうか?」と先生に質問していました。
先生の答えは「やめたほうがいい」。自然に任せていれば、その子にとって、一番いいタイミングで生まれてくるからと。病院の都合で、陣痛促進剤を使って出生時をコントロールされたとしたら、それはそれでその子の宿命だから、受け入れる。だけど、自分から決めてはいけない。それは天の領分を冒すことだから。
開運につながる人間関係のスタート地点は「この人とは気が合う」と感覚。そして、誕生日を聞いたら、どんぴしゃりという展開。
運のいい人は、占いなんか知らなくても、この流れに乗っています。
そして、友達の星を使って開運するだけでなく、友達に自分の星を使わせて幸運をもたらしているのです。
フィンランド・セイナヨキの図書館の掲示板でアンネと見た剣道クラブの告知。
一枚の紙がこの四月の活動宮グランドクロスにつながっていったのです。