翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

いくつになっても4月は始まりの月

組織に属さず、在宅で仕事をしている私は4月になっても特に変わったことはありません。

それでも、新年度でスポーツクラブのレッスンプログラムが変わったり、湯島聖堂でも新講座が始まります。
谷中信一先生の講座は「陰陽五行思想の原理と応用」として、『呂氏春秋』の十二月記を読み進めることになっています。
もう一講座、中国と日本の生活文化の中の陰陽五行もおもしろそうなので検討中です。

いくつになっても4月に新しいことを始めるのは、心弾むことですが、4月中旬にフィンランドから日本にやってくるアンネは、3ヶ月間の日本滞在のうち2ヶ月間間みっちり、日本語学校に通います。
彼女の本職は地方紙の文化欄担当記者なので、日本語を学ぶのは仕事のためというより、日本好きが高じてのことです。

昨年、40日以上かけて四国の歩き遍路をやり通したアンネですが、日本語が話せないために、せっかく知り合った日本人と深い交流ができずにとても残念な思いをしたそうです。

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だから今回は、新宿の日本語学校に2ヶ月間通って、しっかり日本語を学ぶそうです。

昨年9月にフィンランドを訪れたときは、アンネがカメラバッグとして黒いランドセルを背負っているのがほほえましかったのですが、小学一年生みたいに向学心旺盛です。


ソフトバンクのCMで黒いランドセルを背負った境雅人を見るたびにアンネを思い出します。

日本好きのフィンランド人新聞記者と、フィンランド好きの日本人雑誌ライター。
カウチサーフィンというシステムがあったからこそ、絶妙のマッチングが成立したわけですが、ネットだけで知り合ったわけではありません。

ヨレ・マルヤランタというフィンランド人ミュージシャンにハマり、同じくファンの女性とカウチサーフィンのミーティングで知り合い、彼女が以前にアンネをホストしていたという縁があったからです。

そして、今回は友人宅でもアンネをホストします。
知り合ったのは、杉並区が主催する福島応援ツアー。裏磐梯で一緒に大根を収穫した仲間です。

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最初のカウチサーフィン体験は、イギリス人紳士のおもてなしでしたが、この時、友人は中学校の剣道部の顧問だったので、剣道大会の見学ができました。

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アンネは半年前から剣道を始めて、東京で受け入れてくれる道場を探しているので、友人に連絡したところ、ホストも引き受けてくれたのです。

今回のアンネの日本滞在でも、新たな縁が生じて、そこから連鎖反応的に楽しいことが次々と起こるはず。
縁をつなぐことは、運気をぐるぐる回すようなもの。私にとって、何よりの開運法です。