翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

一日が一週間に感じられる旅

二週間のフィンランド旅行から帰国しました。

カウチサーフィンでホストしたフィンランド人を中心に、会いたい人すべてに会えました。

一人旅ですが、一人で食事をしたのは、時差調整のためにホテルに宿泊した最初の夜ぐらいです。
「シャイで内向的なフィンランド人とは、友達になるのはむずかしい。しかし、いったん友達になると、どこまでも誠実」と言われますが、その通りでした。温かい歓迎の連続で、こんなにラッキーなことが続いていいのだろうかと思ったほどです。

タンペレムーミン博物館で見つけた言葉。

旅をしていると一日が一週間のように長く感じることがあります。

年齢を重ねるにつれて、時間が過ぎゆくスピードが速くなるのは、繰り返しが多いからだと言われます。幼い子供は毎日、新しい発見があり、一日がとても長いと感じるのです。

その意味では異国を旅するのは、子供に戻るような新鮮な体験です。
二週間はあっという間に過ぎ去ったようでいて、とてもつもなく長い時間でした。

方向音痴の私は道に迷うことも多く、「いい年をして何をやっているんだか」と情けない気持ちになることもありましたが、それでも旅に出てよかったとしみじみ感じます。単調な時間の流れを変えることができました。


ヘルシンキ大聖堂の前で行われたトータル・バラライカ・ショーが私の人生を変えました。
9月のフィンランドは雨が多く、冬服が必要とアドバイスされていましたが、奇跡的にお天気に恵まれ、ほぼ毎日、抜けるような青空を見上げていました。