翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

ネットの時代だからこそ、実際に人と会いたい

私のメインの仕事は、原稿書きなので、ほとんど引きこもりの生活を送っています。

10年以上前は、取材に出たり、入稿や校正のために編集部に行っていました。しかし、占いや開運の記事には取材の必要がありませんし、原稿はメールで送ります。

もともと話すよりも、書くことのほうが得意なので、この生活を苦に思っていませんでした。
が、先日、初対面の方と2時間以上お話しする機会があり、直接、人と顔を合わせるのはなんておもしろいのだろうと感動しました。

初対面といっても、お互いのブログを読んでいるので、お会いする前から「あれも話したい、これも聞きたい」というネタがいっぱいでした。
こういうベースがないと、初対面の人との会話は苦手です。立食パーティや異業種交流会で名刺を配り、人脈を広げられるのは、洞察力とアピール力に恵まれた人だけではないでしょうか。

占い師として、依頼を受けて対面鑑定をすることもありますが、その場合のテーマは、あくまでもお客様の人生です。鑑定料をいただくのですから。

占い鑑定ではなく、新しく知り合った人と純粋に会話をする。親しい友達としゃべるのとは違う、刺激的な発見の連続でした。

まったく違う業界の方なので、まず占い師という仕事の説明から。
雑誌のライターをやっていて、占いの原稿を依頼されたのをきっかけに、占いの学校に行き、鑑定もやるようになって…。
占い業界では、「占い師は、なろうと思ってなる職業ではなく、天からやらされる仕事」といわれますが、自分が歩いてきた道を振り返り、言語化すると、これから進みたい道がはっきりしてきます。書くのもいいのですが、目の前に聞いてくれる人がいて、適度にレスポンスがあると、ますます思考がクリアになっていきます。

そして「占いはなぜ当たるのか」というテーマ。
占いの学校では徹底的に東洋占術のロジックを学びました。ロジックがあるのなら、勉強さえすれば、誰が占っても同じ答えになるはず。
だけど、現実にはそうなりません。そんなことを話しているうちに、次に学びたいことも見えてきました。

課金制の占いコンテンツでパーソナルな占い結果は得られますが、占い師と客の対面鑑定は、なくならないでしょう。
ネットがどれほど発達しても、実際に会うことの大切さがなくならないように。
そして、ネットを活用することで、出会いの質を上げることができます。やみくもに人と会っても、接点がまったくなく、社交辞令だけで終わるようなこともあるでしょうが、お互いのバックグラウンドを理解しておけば、すぐに本題に入れます。

これはカウチサーフィンにも通じることで、国境を越えて旅人とホストが共通の話題で盛り上がれるのはすばらしいことです。

星新一が「ナンバー・クラブ」で予言した未来
http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20130331/1364738349

運は人を通してやって来ます。これからも、すばらしい出会いに恵まれますように。