翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

ネットカフェは書斎、コンビニは冷蔵庫、スポーツクラブは浴室

フィンランド人旅行者のヨルマは先週木曜日にやってきました。
あいにくその日は、7時からの飲み会の予定が入っています。一次会だけで帰るとしても、帰宅は9時半になってしまう…。

そこで思いついたのが、ネットカフェです。
ヨルマにはお昼にいったん自宅に来てもらい、ランチを一緒に食べました。
そして向かったのが近所のネットカフェ。9時半まで外で時間をつぶしてもらうのは大変だから、東京散策で疲れたらネットカフェで待ってもらうことにしたのです。

日本のネットカフェでは、身分証明書を提示して入会手続きが必要なので、外国人旅行者にとって少しハードルが高いと思います。申込書や店員さんの説明も日本語です。
そこで入会手続きには同行し、まずヨルマの会員カードを作ることにしたのです。入会金は100円ですし、オープン席なら1時間200円程度で利用可能。WiFiの接続ができるのも、外国人旅行者にとっては貴重な場所です。「日本で無料WiFiのスポットを探すのは、インドできれいなトイレを探すのと同じぐらいむずかしい」という書き込みをカウチサーフィンの掲示板で見たことがあります。

パスポートを見せて、無事、入会手続きは完了。
「利用は今日の夜です」と説明すると、「そのときもご一緒に来られますか?」と店員さん。やっぱり外国人だけの入店は嫌がられるのかなと不安に思いつつ「いいえ、彼一人です」と答えました。
「それでは、夜のスタッフに申し伝えておきます」とのことで、安心しました。フィンランド人のヨルマはいかにもまじめそうな風貌だから、好感を持たれたのかもしれません。パンクファッションの外国人だったら警戒されたかも。
フィンランドにもネットカフェがあるけれど、日本のように24時間営業はしていないので、身分証明書は必要なく、普通のカフェのように使えるそうです。

カウチサーファーをホストして、帰りが遅くなる時だけでなく、これからは私もネットカフェを活用しようと思います。漫画だけでなく新しい雑誌も置いてあるし、家でだらだら仕事するより集中できそう。ドリンクバーは飲み放題ですし。

大邸宅に住んでいると想像して、ネットカフェは離れの書斎のようなもの。カウチサーファーには客室として使えます。
コンビニは冷蔵庫、書店や図書館は書庫、スポーツクラブはお風呂として活用するのと同じです。

今の住まいは駅や商店街がすぐ近くなので可能になったことです。
同じ金額の住居費でも、駅から少し歩くところにすれば、もっと広い家に住むこともできたのですが、何を優先するかを考えて、狭くても駅から近い住まいを選びました。

駅から至近、広いスペース、日当たり良好など、住まいに求める条件がありますが、予算に限りがあるのですから、「これだけは譲れない」という点を明らかにしなくてはいけません。
これは婚活も同じで、優しくてハンサム、高所得など多くの条件にこだわっていると、なかなか結婚相手には巡り会ないでしょう。

「人生、思い通りにならないことばかり」と嘆いている人は、優先順位をクリアにしていないことが多いのです。


その人が望むライフスタイルによって、都会(あるいは郊外)に暮らす満足度は大きく変わってきます。