翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

露天風呂で聞く開運の秘訣

この12月は、辰年の子の月ですから、申子辰(さるねたつ)の三合になる申の方位に吉方取りに行ってきました。

目的地は、湯河原の温泉。
住んでいる区の保養施設になっているので、近所から直行バスが出ていてとても便利です。

今、温泉宿はどこも経営が大変なんでしょう。コスト削減のために、あれこれ工夫しているのがよくわかりました。

夕食は6時、朝食は8時、大広間で一斉に提供されます。
昔は宴会場だった大広間には、テーブルが置かれ、部屋ごとに座る位置が決められています。
平日でしたが、ほぼ満室。周囲を見渡すと60代から70代、80代の高齢者が多く、杖をついている人もいます。これはテーブル席にしないとクレームが来ますね。
8卓ほどのテーブルを一人の従業員が担当し、飲み物の注文を聞きます。この方式で人件費はかなりカットされているのでしょう。
布団敷きも希望者だけ対応するとのこと。

お風呂で、私は他のお客さんとよく話します。

数年前、青森の谷地温泉に行きました。吉方取りではなく、単なる温泉旅です。
ここのお湯もすばらしく、露天ではありませんが、ぬる湯なので長めにはいれます。
同じようにお湯を堪能している高齢の婦人と話が弾みました。
谷地温泉が気に入り、毎年、夫婦で1週間ほどの逗留しているとのこと。自宅は千葉県。結婚当初はやりくりが大変だったけど、倹約してお金を貯め、小さな古いアパート一棟を購入。なるべくお金をかけずに改装して、住みやすい部屋にすると、入居者が途絶えることなく、順調に家賃収入があり、それを元手に二棟めを購入。今では複数の賃貸物件を所有し悠々自適。寒い季節は気に入った温泉を回っているそうです。

一緒に温泉に浸かることで、老婦人の金運のおすそわけがあったのか、その後、私の金運も大きく上昇しました。

今回宿泊した湯河原の温泉は一泊数万円の超高級旅館ではないので、大富豪は来ないにしても、そこそこ年金をもらい、生活に不安がなく、ちょくちょく旅行に出かけられるぐらい健康なお年寄り。

「花火大会などのイベントは、会場から宿に着くまでが大渋滞で時間がかかり、体力勝負。若いうちに行っておくべき」
「一緒に旅行できるほどの仲の友達は、年を取るとなかなかできないもの。今のお友達を大切にしなさい」

こんな話をしながら、これから年を重ねていく自分にとって、幸せな高齢者のイメージを脳に刻み付けることができました。
温泉に行くのは、こんな楽しみもあるからです。