翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

「出会い運」を上げるためには

イースト・プレス「開運帖」は新装刊号に引き続き、6月16日発売予定号の表紙監修も担当します。次号は「2012年後半12星座完全運勢」なので、西洋的なテイストも加える予定です。

表紙については、私が単独で考えるのではなく、編集長と話し合いながら、アイデアを出していきます。最終的にはエディトリアル・デザイナーが仕上げてくれます。

雑誌の表紙にアイデアを出したり、原稿を書いたり、ライター業がメインの仕事なので当たり前のようにこなしていますが、時折「よくぞ、ここまでやってこられたものだ」と思います。

同窓会などで「文章を書く仕事をしている」と言うと「昔から作文、上手だったものね」と返されます。
たしかに、作文は苦手ではありませんでした。でも、飛びぬけてというレベルではありません。

このあたり、斎藤美奈子著「文章読本さん江」(筑摩書房)にぴったりの説明があります。

文章は努力しだいで上達するのか、それとも「才能」に左右されるのか。(中略)ほかの分野に置き換えれば答えはすぐ出る。練習すればだれでも野球は上手になるが、だれもがイチローにはなれない。歌はだれにでも歌えるし、練習すれば上達するが、だれもが美空ひばりにはなれない。文章だって同じに決まっているではないか。義務教育を修了していれば、だれでも文章は書けるのだ。

そして、「一クラスに数人は、作文だけは妙に上手だという人がいたでしょう」と続きます。そのくらいの率でいるのだから、しょせん小才にすぎません。

私レベルの書き手はゴロゴロいますが、文筆業で生計を立てているのは、そのうちほんの少しだと思います。

私には「出会い運」がありました。
占いを勉強するように励ましてくれたり、仕事をどんどん回してくれた編集者がいてくれたからこそ、ライターとしてここまでやって来られたのです。

仕事運、恋愛運は出会いによって左右されます。運をコントロールするためには、いい出会いを重ねること。

「いい結婚をするために、合コンにたくさん出る」と言う人もいますが、出会いの場にたくさん顔を出したからといって結果が出るわけではありません。
そこで自分が選ばれるために、工夫を凝らすこと。自分を磨くというと、外見にお金をかけることを連想しますが、要は自分の武器は何かを意識することです。

私が編集者から仕事をもらうためには、「何でも書けます」というライターではなく、占いというテーマを選びました。そして、英語を学んでいることも翻訳仕事につながり、精神世界系の外国人取材の仕事も舞い込んできました。出版不況が続き、ライターを巡る事情は厳しいのですが、やみくもに「仕事をください」と頭を下げて回っても、結果は期待できません。

私にはこれができる、あるいは、これは私にしかできない。
そういうポイントを意識して、得意分野に力を注いでいれば、いつか道は開きます。

恋愛でも同じです。異性にとってあなたが差し出せる最大のチャームポイントは何か。それを知ることが、出会いを引き寄せるのです。