翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

点と点がつながり、占い師になった私

先日、横浜中華街のお店に、大学の同窓生が鑑定に来てくださいました。

私は大学で心理学を専攻したのですが、同じ学部に心理学のゼミが3つあり、統計学や実験演習は3つのゼミ生が合同で受講します。

私は田中国夫先生のゼミでしたが、お店に来てくださったのは、佐々木薫先生のゼミの方。大学時代の思い出が一気によみがえりました。

アップルの創業者スティーブ・ジョブズスタンフォード大学の卒業生に贈った祝辞では、「バラバラの点が将来、つながっていく」というフレーズが印象的でした。
ジョブズの場合は、カリグラフィー(装飾文字)を学んだことが、アップル・コンピュータの美しい書体へとつながりました。

大学時代のゼミでは、4つの班に別れて、それぞれ課題が与えられました。
最初に与えられたテーマがユング心理学でした。
もし別の班だったら、集団力学かコミュニケーション論あるいは比較文化だったかもしれません。
その時、ユングが東洋思想に傾倒し、易を深く研究したことを知りました。
ユングはスイス人ですが、欧米中心主義に疑いを持ち、普遍的無意識やシンクロニシティの概念を唱えました。

大学を卒業して長い時間がたち、占い師となって易を学んでいます。
大学3年の春休みに出会ったユングの本と現在がこうしてつながりました。
「未来に先回りして点と点をつなげてみることはできない。君たちにできるのは、過去を振り返ってつなげること」
そんなジョブズの言葉を噛みしめています。

そして、占いの勉強には終わりがなく、今も学び続けているわけですが、今の学びが、また将来につながっていくのでしょう。