翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

習慣の力で開運する

3月上旬も過ぎ、新年に立てた誓いや目標をすでにギブアップという方もいるでしょう。

たとえば「ダイエット」という目標。
よほど意志の強い人でない限り、ご馳走を目の前にすると、「今日だけはいいか」と食べてしまいます。

シーナ・アイエンガー教授の「選択の科学」では、誘惑の対象から気をそらす方法を意識的に用いるようにアドバイスされています。

たとえば、クッキーをカウンターに置きっぱなしにせず、棚にしまうなど。もっと効果的なのは、そもそもクッキーを買わないこと。間食したくなっても、家の中にお菓子がなければ、お茶だけで済ませることは容易になります。

私はアルコールが好きなので、飲みすぎた翌朝、二日酔いの頭痛を抱えて後悔しながら目覚めることがよくあります。

何がいけないのか冷静に考えると、ビールの箱買い。お酒は重いのでネットスーパーで配達してもらうのですが、箱で買うとどんどん缶を開けてしまします。沖縄ですっかりハマってしまった泡盛も、ネットで注文すると「6000円以上は送料無料」などとあるので、ついまとめ買いしてしまいます。

お酒は重くても、自分の手で買ってくること。そして、まとめ買いはやめる。
以前、ファイナンシャルプランナーに「お金が貯まる人の生活習慣」というテーマで取材したときも、「多少割高になっても、ビールはその日に飲む分だけ買う」と聞かされました。

反対に、好ましい習慣は、続けやすいように環境を整えること。

私は週1回の中華街での鑑定日以外、週6日はスポーツクラブに通っています。
音楽に合わせて体を動かすズンバやラテンのクラスは楽しいのですが、時々は怠け心も出ます。
運動をさぼらないように私が編み出した方法は、スポーツクラブから帰宅して、ウエアを洗濯機に入れたら、翌日のウエア一式をバッグの中にセットする習慣です。こうしておくと、翌日は躊躇する暇もなく、さっとバッグを手にとって家を出ることができます。

この習慣のおかげで、私の体重は高校時代とほぼ変わっていません。あまり自慢できる体重ではないのですが、親戚一堂を見渡すと、肥満遺伝子を持っているらしい私にとっては、奇跡的なことです。

就寝前と起床直後に体重計に乗り、体重と体脂肪をカレンダーに書き込むことも、習慣にしています。多少の増減はありますが、加齢とともにずるずると太ってしまう事態を何とか制御できているわけです。

「お酒をあまり飲まないようにしよう」「太らないようにしよう」というかけ声だけでなく、具体的な習慣に落とし込むこと。
そうすれば意志の弱い人でも、何とか目標に近づくことができます。