翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

気持ちよくお金を使う

確定申告の季節です。一年間の所得や経費を計算しながら「果して来年も食べていけるのか」と考えます。

自由業という不安定な立場ゆえに、お金の流れはとても気になります。
雑誌記事の原稿料は、振り込まれる前に金額の目安がつきますが、印税契約の単行本は博打のようなもの。初版のみで終わるか重版になるかで、収入は大きく異なります。
また、占い師として鑑定料をお客様から直接いただくようになり、お金の流れをさらに強く意識するようになりました。

アメリカの精神世界のリーダー的な存在であるラムダス(本名リチャード・アルバートハーバード大学の心理学教授職を投げ打ち、インドで修行)は、著書「BE HERE NOW」(平河出版社)でお金を「緑のエネルギー」と定義しています。

覚醒するために、ドロップアウトしてヒッピーになる必要はなく、どんな職業に就いていてもいいとラムダスは説きます。意識さえ高まっていれば、バスの運転手、医師、職工、保険外交員、音楽家、料理長、教師など社会が要求するあらゆる役割を果たしながら光を広げることができます。何らかのサービスを受けたら、その対価として緑のエネルギーであるお金をやりとりするのです。

同じ金額を支払うのでも、感謝の気持ちを添えるのと、「払いたくない」「もっと安くならないか」と不満を抱きながら払うのでは、エネルギーの流れが異なります。自分のもとにお金が流れやすくなるように、気持ちよくお金を支払うことを心がけています。

人相の師匠である天道春樹先生の原稿を書いていて先生の著書「開運虎の巻」(鳥影社)をぱらぱらとめくっていたら、次のような文章が目に入りました。
(この本はライターを使わず天道先生自らがお書きになっています)
ラムダスの観念的なメッセージが、天道流だとこうなります。

物を買うときに、値切り倒したり、策を用いて安く手に入れて、悦に入っている者も多いが、とんでもないことじゃ。このような連中も、貧相の種蒔きをしているのと同じじゃ。物の価値は、人間同士の駆け引きで決めるものではない。天が決めるのじゃよ、天が。一切が、天のものじゃ。
人間は天の物を預かって暮らしているから、天が決めた値段より安く手に入れた場合には、その差額がちゃんとマイナスの貯金となるのじゃよ。それが溜まって、何れ思わぬ出費となることは必定じゃ。運の良いときの出費はそうでもないが、運の悪い、貧乏のときの、思わぬ出費はきついぞ。
この辺りのことが分からんようでは、しばらくは貧乏な暮らしが続くと覚悟しておくことじゃな。宇宙も、バランスで保たれているが、運命の法則も、簿記のバランスシートと同じで、きっちりと辻褄が合うようにできているのじゃよ。

デフレが続き、昔と比べてかなり安い価格で手に入るものがたくさんあります。
でも、占い師は、鑑定という目に見えない価値に対してお金をいただいているのですから、安いものばかり探すのは自重したいものです。

※写真は、シンガポールの富の風水。