翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

トランスパーソナル・セラピーにおける理想のセラピスト

トランスパーソナル心理学のC+F研究所のワークショップに通っていた時期がありました。
当時の私は、心理学やセラピーとは無縁の広告制作会社でコピーライターとして働いていたのですが、どこか心引かれるものがあって、吉祥寺に通っていました。

C+F研究所の創設者である吉福伸逸氏のセミナーにも何度か出席しました。
占い師となった今も、吉福氏の著作「トランスパーソナル・セラピー入門」を読み返しています。
カウンセラーやセラピストからは「占いと一緒にしてほしくない」とお叱りを受けそうですが、方法論は違っていても、到達すべき目標はかなり似ているのではないでしょうか。

セラピーの場では、母との関係性の問題が浮上してくることが多いという前置き後、吉福氏は理想のセラピストをこう描いています。

 本当に理想的なセラピストは女性であるに越したことはありません。それもできるだけ豊満な胸をした女性が好ましい。なぜなら、母と母のよき乳房との関係がセラピーに深くかかわってくるからです。そして、できるだけ人生体験を積んでおいてほしい。まず、結婚体験は不可欠で、できうれば離婚も経ていて、それも一度ならず二度三度していて、自分の子どもや近親者の死、そして本人に精神病の体験などもある50歳以上の女性ですね。

 とにかく、人生で起こりうるあらゆる艱難辛苦をしっかり体験し、それにくじけず、いま、ここに、しっかり足をつけているようなセラピストが理想です。しかし、それは本当に理想論で、実際に退行現象を起こしてよき母を求めている人からすれば、相手はべつに男性でもいいわけです。男性でも母親の役割は十分果たせますからね。アニマ・アニムスではないですが、われわれは基本的には両性具有的ですから、絶対に女性でなくてはいけないということはありません。

吉福伸逸「トランスパーソナル・セラピー入門」平河出版社268〜269ページ

占い師は人様の人生を一時的に預かる仕事です。

「いま、ここに、しっかりと足をつけているか」を常に自問していきたいと思います。