翡翠輝子の招福日記

フリーランスで女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)を担当し、リタイア生活へ移行中。2023年8月下旬からスペイン巡礼へ。ウラナイ8で活動しています。日本文芸社より『基礎からわかる易の完全独習』刊行。

開運術

始まりは宮古島のパーントゥ

急速なオミクロン株感染の広がりにより、宮古島行きをキャンセル。 最初に宮古島を訪れたのは2007年11月。JALが企画した「パーントゥ」ツアーです。 パンフレットの写真を一目見て「絶対、この祭りに行かなくては」と即座に申込みました。 なんといっても、…

60代でも踊ろう Permission to Dance 

コロナで中断していたネットフリックスの『クィア・アイ』が再開。待ち望んでいたシーズン6が始まりました。舞台はテキサス州オースティン。 www.youtube.com 第一話に登場するのが、両親が経営する酒場でダンスを教える58歳の女性、テリー・ホワイト。イギ…

自分が「いい人」になれる状況

おめでたいはずの新年ですが、年齢を重ねると「あと何回、お正月を迎えるのだろう」と不吉なことを考えてしまいます。 そして、残された時間が長くないからこそ、心穏やかに生きたいものだと願います。 昨年、自宅のリフォーム工事のため家を空け、別府に滞…

2022年は60年に一度の壬寅(みずのえとら)の年

東洋占術の講座で学んでいた頃、最も新鮮だったのが十二支の解説。それまでは年賀状のイラスト程度にしか考えていなかった西洋かぶれでした。 十二支は自然界の植物のライフサイクルであり、後に動物を当てはめたものです。 生命の始まりは亥(い)。新しい…

上品に生きたい

元外務省主任分析官の佐藤優氏は、鈴木宗男氏の側近としてロシア外交で活躍後、背任容疑で逮捕され512日間東京拘置所に拘留されました。 これだけ長期間の勾留となると、ほとんどの人は精神的に混乱し検事のいいなりに供述調書を取られるのに、自分の意思を…

一心同体の物とだけ暮らしたい

この秋に読んだ『わたしに会うための1600キロ』。 メキシコ国境からカナダ国境までの全長1600キロの山道を若い女性が一人で3か月かけて歩き通すという計画です。 bob0524.hatenablog.com 著者のシェリル・ストレイドは歩き通すことで、破綻しかかっていた人…

人を招かないと家の「気」が停滞する

コロナの弊害はいろいろありますが、我が家の場合は家が乱れたこと。訪問してくる人がいなくなったため、つい片付けを怠ってしまいます。以前は、人が来る前に大慌てで掃除をしていたからです。 数年前はカウチサーフィンと留学生のホームステイで我が家には…

貧乏舌の幸福

美食家ではなく料理もあまり得意ではありません。 母は専業主婦で、兄のリクエストでしょっちゅうフライや天ぷらを揚げていましたが、私は油の後始末が面倒なのでもっぱら店で買っています。 食のこだわりがないので、なんでもない食事がとてもおいしく感じ…

国それぞれの家族観

引き続きエリザベス・ギルバートの本から。 彼女がインドネシアのバリ島を再訪したのは、治療師にして手相観のクトゥに「ここに戻って来て3か月か4か月、住む」と予言されたことがきっかけでした。 バリ島で出会ったもう一人の治療師がワヤン。病気や怪我だ…

人生は無理ゲー? 攻略できる?

橘玲の本を続けて読みました。 まずベストセラーとなっている『無理ゲー社会』。 昭和の時代は息苦しいことも多かったけれど、貧しい家に生まれても逆転できる可能性がありました。時代は進んだはずなのに、日本は若者が無理ゲーと嘆く国になってしまったよ…

シングルタスクで世界を相手にする

デール・カーネギーの『道は開ける』は自己啓発本の古典であり、現代にも活用できる知恵が満載です。ウラナイ8のサイトでも紹介しました。 uranai8.jp そして、現代には現代にふさわしい自己啓発本があります。『シングルタスク 一点集中術』はネット依存症…

健康も運のうち

先日、若い女性に「素敵ですね」とうっとりされました。 年に一度の定期健診、若い女性は看護師さんです。体重は10代の頃とほぼ変わりませんし、数値はすべて正常。毎日、検査結果を見ている看護師さんからすると、60歳の健康体を目にすると「素敵」という表…

望むのは水風呂だけ

ゆるく参加しているウラナイ8が二周年を迎えました。 uranai8.jp 2周年イベントの一環として、メンバーのうち温泉好きの甘夏さんと玉紀さんとトークを実施しました。 www.youtube.com 温泉やお風呂が好きと言っても好みは微妙に異なります。 甘夏さんは子供…

広くゆるいつながりでチャレンジする。

勝間和代『ネオ・ライフハック』で知ったのが、「みんチャレ」という三日坊主防止アプリです。 minchalle.com 私が参加しているのは「節酒チーム」。つい飲みすぎることが多いけれど、まったく飲まないのも味気ないので、禁酒ではなく節酒を選びました。 断…

リヒトで出会った風通しのいい人たち

JALの「どこかにマイル」で旅の行き先が鹿児島になり、指宿のリヒトに行ってきましたが、向こう見ずな私にも少し不安はありました。 断捨離はストイックなイメージがあります。だらしない私が浮いてしまうのでは…。 実際に行ってみると、そんな不安は杞憂に…

準備が整わなくても、とにかく旅立つ

断捨離のやましたひでこさんの指宿リトリート「リヒト」を知ったのは、5月半ば。 bob0524.hatenablog.com 東京オリンピック中は都内が騒然とするだろうから自宅で静かに過ごすとして、その前にどこかに行っておこうとJALの「どこかにマイル」申し込み。帯広…

同意できないことに同意する agree to disagree

NHKラジオのビジネス英語の講座で"agree to disagree"という表現が出てきました。 直訳すると「同意できないことに同意する」「反対に賛成する」ですが、同調圧力に負けて、心の中で納得していないのに服従するふりをすることではありません。 正解は、見解…

排水口のよどみを解決

ネットで知った有益情報。 排水口の受け皿やトラップ、蓋はスペアを用意。取り出して洗ったら乾燥させる。 サイズを測って検索すると、キッチンと浴室のシンクのサイズに合ったものが見つかりました。早速購入しました。 これまでは、ぬるぬるした受け皿やト…

飽食の時代の空腹

加齢とともに代謝が悪くなり、気を付けていないとすぐに体重が増えます。遺伝的にも太りやすい体質です。 伊豆のやすらぎの里や荻窪の友永ヨーガ学院で断食をやってみて、食に対する執着が強いことを実感。そして、戦後の食糧難に成長期だった親は出された食…

小松菜ばかりじゃつまらない

先週は一人静かに甲府を旅してきました。 甲府は徒歩圏内にドーミーインが二つもあり、繁華街に近い老舗のほうに泊まりました。 サウナ、水風呂後の外気浴が最高。東京より富士山がぐっと近いのがわかります。 惜しむらくはサウナにテレビがあることですが、…

常にプランBを持ち、撤退戦も覚悟する

コロナ禍の今となっては信じられないことですが、数年前までカウチサーフィンを活用して、外国人旅行者をホストしたり、海外旅行先で現地の人と交流していました。エアビーアンドビーの台頭でカウチサーフィンは駆逐され、コロナでとどめを刺されました。 金…

強欲だからポイントカードは持たない

ウラナイ・トナカイで活躍されていた有元祥子先生がお嬢さんと登場したBS朝日の『ウチ、”断捨離”しました』。やましたひでこさんの迫力は画面を通しても伝わってきました。 持ち物を減らしたいのは、思い立ったらすぐ旅に出かけたいから。 理想はスーツケー…

日本はオリンピックを損切りできるか

東京のオリンピック招致が決まった2013年9月、私はフィンランドにいました。 カウチサーフィンで泊めてもらっていた編集者のエリカが職場を案内してくれるというのでヘルシンキの出版社を訪れていました。 その日はノキアがマイクロソフトに買収されるとい…

うぬぼれ屋で欲張りだから酒を飲む

東京都は緊急事態宣言により外でお酒を飲むことができなくなりました。しかし、スーパーやコンビニに行けば、何でも手に入ります。ウォッカやジンなどアルコール度数の高いお酒がコンビニの棚に並んでいることに、来日したフィンランド人がびっくりしていま…

どうせ買うなら使用頻度の高い物を

映画『ノマドランド』の影響で、所有物はできるだけ少なくしようと思いました。 しかし、定住生活では、あれこれ必需品を買わないわけにはいきません。 以前、風水の大家に取材した時、「数年に一度しか出番のないよそ行きの服やバッグ、宝石を買うより毎日…

自作自演の転がる石

先週、ウラナイ8の玉紀さんと杏子さんのオンライン講座「占いをお仕事に!ソロ活占い師の仕事術」が開催されました。 lady-joker.com 医療系の専門職として働き、3人のお子さんを育てている杏子さんは、まさに「スーパー主婦占い師」。私とはまるで接点のな…

アメリカの毒親『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』

日本では小学校と中学校に子供を通わせるのは親の義務ですが、アメリカでは開拓時代の伝統からか家庭で教育を行うホームスクーリングが認められています。資格試験を受ければ大学進学も可能です。知識も常識もある親の元で学ぶならそれもいいでしょうが、親…

価値のない老人としてひっそりと生きる

オリンピックを巡るドタバタを見ていると「ホワイト・エレファント」という言葉を思い出しました。 昔、タイでは白い象は神聖な動物とされ王だけが乗ることができました。しかし、餌代が高いので王は気に入らない家来に白い象を与えます。家来は乗ることがで…

選択肢の数と幸不幸『そして、海の泡になる』

今はバブルなんでしょうか? たしかに株式相場は高値を更新しているけれど、私が体験した1980年代とは雰囲気はまったく異なります。あの頃は社会全体が浮かれていました。 そんな思いから手に取った『そして、海の泡になる』。 帯にこうあります。 終戦、バ…

街の隠者、旅する女帝

家事をしながら、録音したNHKラジオのビジネス英語講座を聞いています。集中して聴いたほうがいいのでしょうが、本格的に英語を学ぶよりアメリカ社会の流れをつかむのが目的です。 「絶滅危機の職業」がテーマの回は特に興味深く聞きました。 アメリカの企業…