翡翠輝子の招福日記

本業は女性誌の原稿書き(主に東洋占術と開運記事)。副業で外国人に日本語を教えています。フィンランドが大好き。

英語で学ぶ仏教

人生はすべて縁起で回っていく

映画『Buddhist 今を生きようとする人たち』の上映会後、監督の後藤サヤカ氏とジャーナリストの佐々木俊尚氏のトークショーがありました。後藤監督は、この映画を撮ろうとして撮ったのではなく、三浦明利氏の記録映像を撮っているうちに、次から次へと仏教関…

what to doではなく、how to do

映画『Buddhist 今を生きようとする人たち』の上映会に行ってきました。 http://buddhist-movie.com/ 3年前の秋、仏教伝道協会で開催されたシンポジウム「ここがスゴイよ 日本人の仏教観」。阿佐ヶ谷七夕祭りで知り合ったばかりの天海玉紀先生と参加しまし…

「私は観音である」

四万温泉の積善館で見た夢が楽しかったので、また泊まりたくなったというのが前回の話。 夢の世界は深くておもしろいけれど、人に伝えるのはむずかしい。そして、夢見の後にしっかり意識しないと、あっという間に忘却のかなたに押しやられていきます。4月か…

All things must pass/諸行無常

いくつになっても、4月は新しいことを習い始める月。今年の4月は仏教伝道協会でステファン・グレイス先生の講座が始まりました。 これまで1年半、ケネス田中先生の講座に出席していたのですが、大学がお忙しくなったそうで、ステファン先生にバトンタッチ…

誰も死について語れない

日常生活では、死について語ることはめったにありませんが、仏教英語講座では、頻繁に取り上げられるテーマです。 ケネス田中先生のお人柄からか、暗く重たいムードではなく、明るく理知的に死が語られます。たとえばこんな逸話。 The emperor asked Master …

心はどこにあるかを常に意識する

過去にこだわらず、未来を夢想せず、今の瞬間に集中する。そうは言っても、過去を忘れることができないし、明日の予定も気になるものです。 ケネス田中先生の講座では、今を生きるための具体的な訓練も紹介されました。先生がタイで見習い僧として暮らしてい…

この瞬間は、天からの贈り物

ケネス田中先生の英語で学ぶ仏教に毎月1回、通っています。 1月のテーマは、先月に引き続き、諸行無常(Impermanent)でした。 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20141221/1419126580まず、仏教聖典の言葉。 Do not dwell in the past, do not dream of the …

冬至に考えるImpermanent(諸行無常)

仏教伝道協会でのケネス田中先生の講座、11月のテーマはImpermanent(諸行無常)でした。「日本では平家物語の影響か、諸行無常というと暗いイメージを持つ人が多いけれど、もっと前向きに考えることができる」とケネス先生。 常に変化しているからこそ、新…

ボブ・ディランの念仏"How does it feel?"

私がみうらじゅんのファンになったのは、ボブ・ディランつながりですが、ファンになった状況もよく似ています。 私が聴き始めた頃のディランは、もはや旧時代に属する人間だと思われていました。何より「フォークの神様」というレッテルが、当時の若者にはす…

ググって得られる知識以上のものを身に付けたい

前回、姥捨て山について書いたら、id:kamomeskyさんから「仏教聖典に棄老国の話が収められている」とコメントで教えていただきました。仏教伝道協会のケネス田中先生の講座では、仏教聖典を英語で読むのですが、講座で取り上げられる場所を広い読みするだけ…

人生は思い通りにならないから、おもしろい

前回、「阪神の優勝は人生で3度まで。それ以上は望むな」という言葉を紹介しましたが、私にとって阪神タイガースの野球はプロスポーツというより神事です。もちろん、阪神が優勝するのはうれしいけれど、あまりたくさん優勝するとありがたみが薄れるような…

いつも心にディランと仏教を 『笑う洋楽展』

NHKBSプレミアムの『笑う洋楽展』、毎週楽しみに観ています。 http://www4.nhk.or.jp/warauyo/みうらじゅんがいかにボブ・ディランと仏教を信奉しているかがよくわかります。 歌手の紹介で「この人はボブ・ディランにあこがれて歌手になろうとした」と…

双頭の鳥・集合的無意識・人は島嶼にあらず

「いつかはムスタンへ」と想像するようになって、仏教を学ぶのがますます楽しくなりました。月に1回、田町の仏教伝道協会でケネス田中先生の仏教英語講座に通っていますが、先月の講座は『仏陀の教え』に出てくるこのエピソードで始まりました。 かつてヒマ…

日本の神様≠god

NHKラジオ英会話7月最終週は小泉八雲の『怪談』から"A Dead Secret"が教材でした。フィンランド人のアンネの来日前に島根を紹介するために使ったキーワードの一つが小泉八雲(Lafcadio Hearn)でした。 小泉八雲は一神教の厳格なのキリスト教になじめず…

愚かな風の呼吸

前回のエントリーで、天海玉紀先生の坐禅についての文章を紹介しました。「ある意味、どうでもいい。でも、だからといって、いいかげんにあつかっていい、というわけではない。 なにもかも、はかないものだからこそ、一瞬一瞬、ひとつひとつをだいじにしない…

転がる石の坐禅

2月の立春から坐禅を始めて3か月目。 http://d.hatena.ne.jp/bob0524/20140216/1392507612月に一度か二度、約30分を4回、2時間坐ります。 最初はそんなにじっとしていられるか不安だったのですが、やればなんとかなるもの。 区切りの鐘の音が鳴ると、「…

さまざまな縁がつながり、坐禅を始める

坐禅の初回、師がこんな言葉をかけてくださいました。 「あなたがこの場に来られたのは、宝くじに当たるようなもので、先祖からの加護を始めとしたさまざまなご縁によるものです」先祖のことはよくわからないのですが、現世での縁が次々とつながったからこそ…

幸・不幸は自分で決める

ケネス田中先生の「仏教聖典を初歩英語で学ぶ会」で四聖諦を学び、最も心に残ったこと。四聖諦の1番目。 We all experience suffering. 私たちは誰もが苦しみを経験する。そりゃ、生きていると苦しいことがたくさんあります。そういうものだと割り切って期…

世界を支える数字

ケネス田中先生の「仏教聖典を初歩英語で学ぶ会」。田町の仏教伝導協会で月1回、開かれます。1月のテーマは四つの聖なる真理(四聖諦)でした。英語では、Four Noble Truth。 第一の真理は「苦しみ(suffering)」、第二の真理は「苦しみの原因(the cause…

外側はインド、二枚目は中国、その下は日本、西洋。さらに内側は…

今月から、仏教聖典を初歩英語で学ぶ講座に出ることにしました。フィンランドでとても世話になったアンネは、来年また日本に来る予定。四国の歩き遍路の体験が強烈だったようで、またチャレンジしたいと言ってます。カウチサーフィンは、グローバル「お接待…

仕方がないこと、仕方があること

9月19日、仏教伝道協会で開催されたシンポジウム「ここがスゴイよ 日本人の仏教観」に行ってきました。パネリストは3人の外国人僧侶。 アメリカ育ちの日系三世、ケネス・タナカ師(浄土真宗) ドイツ生まれの禅僧、ネルケ・無方師(曹洞宗) スリランカ上…